【江間研究室】浜名湖花博2024でスポーツ科学を用いた身体パフォーマンス測定イベントを開催
令和6年5月3日と4日、「浜名湖花博2024」開催中の浜名湖ガーデンパーク(浜松市中央区村櫛町)で、江間研究室が身体パフォーマンス(体力)測定イベントを開催。全国から多くの観光客が訪れる会場で、2~91歳の447人もの方にご体験いただきました。ありがとうございました。
この身体パフォーマンス測定イベントは市民の皆さんに運動習慣の大事さを呼びかけるとともに、健康やスポーツに関する研究のデータ収集のため、江間研究室が約2年前から磐田市と協力して行ってきたものです。その活動を知った花博主催者の方からのお声がけで、今回のイベントが実現しました。
測定する内容は、筋肉量や体脂肪率などの体組成やヘモグロビン推定値(採血不要)、そしてスポーツ科学分野で用いられる専門機器を使い、筋力や瞬発力、ジャンプ力、音への反応時間など。さまざまな観点から体力レベルを測定し、その結果をお一人お一人に江間先生が解説しました。参加した方からは「初めて計測したもの(ジャンプ力、反応速度など)がありおもしろかった」「思ったよりも衰えていた。運動しようと思う」「自分の体のことを知ることができてよかった」などの感想が多くありました。20代の3人グループの方は「自分たちは年齢や体型が近いのに測定値に差があり意外」と興味を持ってくださいました。
イベント運営に参加した学生はゼミ生と専門演習履修生の23人。来場者に積極的に声をかけ笑顔で会話をする学生たちに、参加者から「学生さんが明るく親切に対応してくれて気持ちがよかった」とうれしいお言葉もいただきました。
受付を担当した1年生の2人は「初めての学外での活動、参加できてよかった。自分自身も運動することを心がけていきたい」(経営学部 松岡瞳さん)、「浜名湖花博という場で貴重な体験ができた。参加した皆さんには今日の結果を日常生活にいかしてほしい」(経営学部 千葉心暖さん)。また測定イベントを経験している4年生は「1回の参加人数としては今までの倍以上。多くの方が参加してくださりうれしかった」(スポーツ科学部 齊藤桃香さん)、「市民の方と直接関わってその結果を分析できることは貴重な体験」(スポーツ科学部 平野満奈美さん)、「測定させていただいた結果を卒論にいかしたい」(スポーツ科学部 深澤樹英さん)と、このゼミ活動に手応えを感じている様子でした。
このイベントを通じて、スポーツ科学の学びを活かして地域の方々と交流する貴重な機会となりました。ご協力いただいた皆さん、そして「浜名湖花博2024」の皆様、ありがとうございました。