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第2回監督が怒っちゃいけない大会アスレジーナカップ


令和6年12月24日、吉田町総合体育館で第2回監督が怒っちゃいけないアスレジーナSSUカップ女子バレーボール大会が開催されました。参加チームは、中部地区の高校14チーム、東部高校1チーム、本学藤枝キャンパスの大学1チーム、合計16チームです。この大会は5年前新型コロナウィルスが蔓延し始めた時、本学と近隣の高校の先生方と企画して、アスレジーナの協力のもとに始まりました。2回目からは本学のアクティブラーニングの一環として、女子バレー部の学生が大会の企画・運営など考えています。さらに昨年から一般社団法人「監督が怒ってはいけない大会」の全面バックアップをいただき、「バレーボールのハラスメント撲滅」を掲げ、試合中監督が選手を大声で怒鳴ったり、威嚇したり、叱りつける行為は一切禁止としました。元々日本代表選手だった、益子直美さんが中心となって設立した法人であり、九州の小中学校を中心に近年盛んに行われている大会で、静岡県では昨年に続き2回目の開催となります。

開会式では塚本博之大会委員長(本学経営学部教授)から、選手には「いつもなら怒られてしまったり、失敗しそうで怖くて出来ないプレーにも今日は勇気を持ってチャレンジする」こと、指導者には「いつもなら、大声で怒ったり、指示をしてしまうことを我慢する」ことを約束して、大会が始まりました。

今年もアスレジーナ藤枝ファイテンショップから多大なサポートをいただきました。参加賞として、全チームにファイテンチタンテープとクールダウンクリームが、優勝チームには全員にファイテンTシャツが、準優勝チームには全員にチタンネックレスが、第3位のチームにはチタンクリームが提供されました。
 
試合は、午前中は4チームによる予選リーグ、午後は決勝トーナメントとなり、白熱した接戦を制した駿河総合高校が初優勝しました。準優勝には静岡サレジオ高校、第3位には静岡産業大学藤枝が入賞しました。

大会終了後には、多くの選手から「いつもと違って楽しかった」という声、さらには指導者からも「最初は我慢することが苦痛であったが、指示待ちだと思われていた選手たちが自ら考えてプレーする姿を見て、今までの指導法に気づかされたことが多くあった」など、前向きな感想を聞くことができ、大会の意義を再確認できました。

これからもこの大会を継続的に実施し、地域の高校生たちがハラスメントのない楽しいスポーツ活動ができるように、地域社会の活性化に貢献できるように努力していきたいと考えています。
協賛いただきましたファイテンショップ藤枝アスレジーナ店様、選手の皆さん、また影で応援いただきました保護者の皆様、運営にご尽力いただきました高等学校の先生方、本当にありがとうございました。無事に大会が終われたことを心よりお礼申し上げます。

集合写真

怒らないことを確認した16名の監督

試合の風景

試合の風景

表彰式