磐田市との地域連携事業「大人の運動会!~何も気にせず、スポーツしようぜ~」を開催しました
2024年11月23日(土)に磐田市総合体育館において、市民の運動習慣獲得を目的とした啓発活動の一環として、運動会形式のスポーツイベントを開催しました。専門演習(担当:スポーツ科学部 江間諒一准教授)の履修学生が中心となり、磐田市スポーツのまち推進課と連携しながら、イベントの企画から運営までを担いました。
イベントでは、まず学生が考えたアイスブレイクにより、参加者の緊張がほぐれ、和やかな雰囲気が作られました。その後、参加者は紅白のチームに分かれ、モルック、ファミリーバドミントン、玉入れ、大縄を体験しながら、勝敗を競いました。これらの種目は、事前に行われた講義内で学生たちが実際に体験したり、ルールを学んだりしながら、「普段運動をしていない人でも楽しく取り組める種目」として検討し、採用されました。
磐田市民を対象とした調査において、30~50歳代、特に女性において、スポーツ実施率が低いことが分かっており、理由の一つとして「家事や子育てが忙しい」が挙げられています。その点を克服すべく、本イベントでは外部団体の協力により、(お子さんのことを気にせず参加できるように)託児機能を設けました。結果、子どもを託児室に預け、ご夫婦で参加される方々もいました。けが人が出ることもなく、アンケートでは、参加者から高い満足度の回答を得ることができました。
講義を通じて、学生の主体性やコミュニケーション力の向上が明確にみられる企画となりました。今後も、スポーツを通して地域社会の健康増進や活性化に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。
種目検討会
体験の様子
アイスブレイク
ファミリーバドミントン
玉入れ
大繩