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磐田市長野地区にて「ロコモ予防・進行に備えて」講演会を実施


 2024年10月20日(日)磐田市の長野交流センターにて「ロコモ予防・進行に備えて」というテーマで福祉講演会(長野地域づくり協議会福祉部主催、磐田市社会福祉協議会および磐田市南部地域包括支援センター共催)が開催されました。本学のスポーツ科学部 中井真吾准教授とそのゼミ生が講師を務め、磐田市長野地区の住民の皆様向けに、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防の重要性についてお話ししました。

 当日は、約25名の参加者が集まり、講演に加えて、ロコモ度チェックやロコモ予防体操など、実践的なプログラムも行われました。参加者は、運動器の健康維持に関する具体的な対策を学び、実際に体を動かすことで予防策を体感しました。
 このイベントは、高齢者の健康リスクとして広がりを見せるロコモティブシンドロームについて地域住民に理解を深めてもらい、日常生活の中で予防できる具体的な方法を知ってもらうことが目的です。講演や体操を通じて、参加者は運動器の健康を保つための知識を得ることができ、日常生活に取り入れやすい実践的なエクササイズを体験しました。
 また、この活動は、地域社会とのつながりを大切にする本学の使命を体現する場でもあるため、学生たちが地域と向き合いながら、地域に根差した問題解決を目指し、スポーツ科学の知識を実社会でどのように役立てるかを体験する貴重な機会となりました。

 本イベントに参加したゼミ生たちは、アクティブ・ラーニングを通じて、講演の補助やロコモ度チェック、体操の指導など、直接的な経験を積むことができ、地域住民と実際に交流しながら学びを深めることで、スポーツ科学の知識を応用する力や、コミュニケーション能力、リーダーシップ、共感力といった社会で必要なスキルを養うことができました。

 今後も、本学では地域と連携した活動を続け、地域貢献と学生の成長を両立させた取り組みを推進していきます。さらなる活動の拡大や新たな地域との連携を視野に入れ、学生たちにとって有益な実践の場を提供し続けることで、地域社会に貢献していく予定です。

 最後に、今回の機会をいただいた長野地域づくり協議会福祉部、磐田市社会福祉協議会、磐田市南部地域包括支援センターの皆様に心より感謝申し上げます。

 

講演風景

ロコモ度チェック体験

ロコモ予防運動の体験