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経営学部の重谷陽一教授と浜松商業高校教諭が共同で国際学会発表を行いました


2023年3月1日・2日に沖縄県の琉球大学で開催されたSEAMA2023において、本学経営学部の重谷陽一教授と浜松商業高校商業科教諭による共同研究発表が行われました。

SEAMA2023は観光に関する諸問題を討議する国際学会で、台湾、中国、韓国、オーストラリア、インドネシア、ニュージランド、インド、カナダなど多くの国の研究者が参加するグローバルな学会です。コロナウイルス感染状況が改善したことから今年は3年ぶりに海外の研究者も対面で参加する学会となりました。

学習指導要領の改訂により2022年度から高等学校・商業科に「観光ビジネス」の科目が導入され、高等学校における観光教育の注目が高まっていますが、浜松商業高校では他校に先駆けて観光教育を開始しています。このたび、本学高大連携グループ長の中澤参与の仲介により高大の共同研究が実現しました。重谷教授と浜松商業高校の教諭らは同校の経験に基づいた商業高校における観光教育の現況とその諸問題を取り上げ、調査を行いました。

当日の発表は英語で行われ、同校商業科の岩下教諭が“Tourism Education at Commercial High School in Japan: Case Study of Hamamatsu Commercial High School”をテーマに「観光教育」を進めていく上での課題とその解決策を提案しました。

今回の国際学会発表は浜松商業高校の商業科だけでなく英語科の先生方も巻き込んだ「オール浜商」体制でのチャレンジとなりました。世界に対して日本の商業高校の取り組みをアピールできたことは非常に大きな試みです。

本学では、このようなプロジェクトを通して地域の高等学校との連携を今後も発展させていきたいと考えております。

浜松商業高校岩下教諭、重谷教授、大会役員の皆様

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