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教員採用試験に現役合格するための極意


 11月29日(金)に実施された教職ランチで、静岡県教員採用選考試験に現役合格を果たした匂坂瑠希さん(スポーツ科学部4年)が、教員を目指す後輩たちに、合格までの体験を語りました。

 匂坂さんは、1,2年生の頃は遊びや部活動中心の生活で、学業成績は今ひとつだったようです。しかし、3年次に教職課程の授業で掛川特別支援学校に行った際、生徒たちの「不自由があっても何事にも全力で取り組む姿」や「助け合う姿」、そして「互いの障害を理解し尊重する姿」に深い感銘を受け、特別支援学校の教員を目指すことを決めました。

 目標が定まった匂坂さんはサッカー部を一時休部するなどして懸命に受験勉強や浜北特別支援学校でのボランティア活動に励みますが、これまで専門的な学習が十分でなかった特別支援教育の勉強の進め方に課題がありました。

 そこで、匂坂さんは経営学部の特別支援教育が専門の先生の研究室を1週間に1度、自ら訪ねるようにし、特別支援教育の専門性を高めていったと言います。
 ボランティアによる学校現場での実践的な学びと、学部を超えた主体的な受験勉強などを積み重ねた結果、見事、目標を達成しました!

 講話では、匂坂さんが実際に受験勉強に使用した参考書や問題集が紹介され、終了後には多くの後輩たちが、それらを手に取ったり、個人的な質問をしたりして合格に向けて意欲を高めていました。

 静岡産業大学は、夢の実現をサポートする大学です!

合格体験記を語る匂坂瑠希さん

匂坂さんが使用した参考書を手に取る教職課程履修生