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「日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ1」養成講習会が開催されました!


 本年度も8月3日(土)、4日(日)、17日(土)、18日(日)の4日間に渡り、藤枝キャンパスにて「日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ1」講習会が行われました。受講生は、プロリーグ・ブレス浜松のコーチをはじめ、本学の学生12名、卒業生3名、中高教員8名、その他県内外のバレーボール指導者総勢60名です。

バレーボールの指導資格は、日本ではこの「日本スポーツ協会公認コーチ」に統一されています。近年、中学校の部活動が外部委託になりつつあるなか、外部コーチとしては必須の資格となります。

講師は、(一社)日本バレーボール協会公認講師の資格を有する本学経営学部教授塚本博之氏(国際バレーボール連盟公認コーチ)のほか、4名でした。藤枝男子監督の小野田博昭(日本スポーツ協会公認コーチ2)氏もビーチバレーの講師として受講生の指導に当たりました。

講義内容はバレーボールの歴史や特性、基礎技術、ウォーミングアップやクーリングダウンなど、スライドや実技を交えてわかりやすく講義しました。また、バレーボール指導中によくある足関節の捻挫などの怪我、熱中症のメカニズムや応急処置など、指導者として必要なスキルを身につけました。さらに、バレーボールの得点構成の仕組みを理解することにより、競技経験が無くても簡単にゲーム分析出来ることを説明し、実際にゲームのビデオを見ながらPCやタブレットを使った分析法を紹介しました。すぐにチームに持ち帰り現場で役立てる情報などが盛りだくさんの講習会でした。
さらにパワーハラスメントについては特に時間を割き、本学の「監督が怒ってはいけない大会」の試みなど事例紹介し、スポーツの意義や指導者としてあるべき姿を講義し、その後グループに分かれて「体罰はなぜ無くならないか」をテーマに熱いディスカッションが繰り広げられました。
最後に実技と筆記の試験が行われ、両方に合格できた受講生が「日本スポーツ協会公認コーチ1」の資格取得となります。

<講師を務めた塚本教授コメント>
この講習会で学んだ受講生の皆様が、今後『プレイヤーズセンタード』の精神に基づいた指導をされ、選手が安心してバレーボールを愉しめる環境づくりをして欲しいと願っています。

講義の様子

実技の様子(ウォーミングアップ)

実技の様子(初心者指導法)

講義の様子(グループワーク)

筆記試験の様子