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監督が怒ってはいけない第4回アスレジーナSSUカップが開催されました!


 令和5年8月11日、吉田町総合体育館で第4回アスレジーナSSUカップ女子バレーボール大会が開催されました。参加チームは、高校9チーム、大学4チーム 、クラブ1チームの計14チームでした。この大会は4年前新型コロナウィルスが蔓延し始めた時、本学と近隣の高校の先生方と企画して、アスレジーナの協力のもとに始まりました。2回目からは本学のアクティブラーニングの一環として、塚本ゼミの学生が大会の企画・運営など考えています。今回の目玉企画は一般社団法人「監督が怒ってはいけない大会」の全面バックアップをいただき、「バレーボールのハラスメント撲滅」を掲げ、試合中監督が選手を大声で怒鳴ったり、威嚇したり、叱りつける行為は一切禁止です。元々日本代表選手だった、益子直美氏が設立した法人であり、九州の小中学校を中心に近年盛んに行われている大会で、今回はその北川事務局長も福岡から視察に訪れてくれました。

 開会式では塚本博之大会責任者(本学経営学部教授)から、選手には「いつもなら怒られてしまったり、失敗しそうで怖くて出来ないプレーにも今日はチャレンジする」こと、指導者には「いつもなら、大声で怒ったり、指示をしてしまうことを我慢する」ことを約束して、大会が始まりました。

 今回もアスレジーナ藤枝ファイテンショップから多大なサポートをいただきました。参加賞として、ファイテンチタンテープ2種とチタンクリームが、優勝チームには全員にファイテンTシャツが、準優勝チームには全員にチタン伸縮テープが、第3位のチームにはチタンクリームが準備されました。また、Tシャツやサポーター、チタンテープ販売のコーナーや、選手のためのボディケアコーナーも設置していただき、肩・膝などのバレーボール外傷のテーピングや治療、足つぼマッサージなど様々な角度から選手を応援していただきました。
 
 試合は、午前中は4チームによる予選リーグ、午後は決勝トーナメントとなり、静岡産業大学藤枝が白熱した接戦を制し、優勝しました。準優勝には常葉大学浜松、第3位には駿河総合高校が入賞しました。

 大会終了後には、多くの選手から「いつもと違って楽しかった」という声、さらには指導者からも「最初は我慢することが苦痛だと思ったが、実際に活き活きとプレーする選手を見て、教えられたことや気づかされたことがあった」など、前向きな感想を聞くことができ、大会の意義を再確認できました。

 冬には最もハラスメントの多いとされる小・中学校の大会を塚本ゼミナールで企画・運営し、地域の子供たちがハラスメントのない楽しいスポーツ活動ができるように、地域社会の活性化に貢献できるように努力していきたいと考えています。

 協賛いただきましたファイテンショップ藤枝アスレジーナ店様、選手の皆さん、また影で応援いただきました保護者の皆様、運営にご尽力いただきました高等学校・大学の先生方、そして何よりも福岡から駆けつけていただいた一般社団法人「監督が怒ってはいけない大会」の北川事務局長、本当にありがとうございました。無事に大会が終われたことを心よりお礼申し上げます。

監督が怒ってはいけない大会 北川事務局長の挨拶

試合風景

表彰式

優勝した静産大藤枝

集合写真