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留学生が袋井日本語スピーチコンテストで優勝しました


2025年2月23日(日)法多山尊永寺 紫雲閣において、袋井国際交流協会主催 「第10回袋井日本語スピーチコンテスト」が開催されました。コンテストには袋井市・磐田市・掛川市に所在する企業や学校で学んでいる日本語を母語としない留学生等が11名参加し、それぞれが自分の思いを込めてスピーチを発表しました。
その中で、経営学部1年のトゥ トゥ リャンさん(ミャンマー)が「大人になった私」というタイトルで見事に優勝を果たしました。リャンさんは、小学校から親元を離れ、寮で生活してきた経験について語り、周囲との違いに気づいた日々を振り返りました。親に学校まで送迎してもらっている友人を見て「羨ましい」と感じ、「どうしてこんなに自分の境遇と違うのだろう」と思ったこともあったそうです。しかし、リャンさんはその経験を通じて「人生には良いことも悪いこともある」ということを学び、状況がどうなるかは自分の気持ち次第で、結果的には自分自身の成長に繋がるということを発表しました。

リャンさんは、何でも一人でこなさなければならない状況の中で多くのことを学び、周りの同級生よりも早く自立心を育てることができました。その経験を経て、今ではどんな困難にも前向きに向き合い、柔軟に対応できる力を身につけています。

発表後、会場にいらっしゃった方々から「とても心に残るスピーチでした」「あなたのお話に感動しました」といった温かいお言葉をいただきました。このような貴重な機会を提供してくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。