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留学生が藤枝市国際友好協会総会でスピーチを行いました


 5月13日(土)、藤枝市文化センターにて藤枝市国際友好協会の総会が開催され、議事終了後、2名の留学生がスピーチを行いました。

ファム・ユイ・タムさん

 経営学科4年のファム・ユイ・タムさん(ベトナム)は、アルバイト先で出会った日本人について発表しました。日本語学校に通っていた頃、体調が悪いことを隠して仕事をしていると、アルバイト先の女性に気づかれ、病院に連れて行ってくれたこと、診察が終わった後、「薬を飲む前に食べるように」と渡された手作りのおにぎりが、どんなご馳走よりもおいしかったことを発表し、「今私はひとりではない。日本人の友だちがたくさんいるし、お母さんのような人もいる。母のような日本で、日本経済の基盤を支える役割をしたい」と締めくくりました。

マイ・ツ・ヒエンさん

 経営学科3年のマイ・ツ・ヒエンさん(ベトナム)は、日本に来たばかりで日本語が理解できず孤独な留学生活を送っていた頃、優しく話しかけてくれたアルバイト先の女性とのエピソードを紹介しました。お互いが理解できるまで何度も何度も話をし、また、休みの日に日本の料理を作ってもらうなど、現在でも続く交流が心の支えになっていることを話したマイさんは、「がっかりしたときによい出会いがあり、留学生活を頑張ろうと思えるようになった」と発表しました。
 会場にいた方は、孤独になりがちな留学生活を支えてくれた日本人とのエピソードを熱心に聞いてくださり、貴重な交流の場となりました。