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卒業生が語る「わたしの多文化共生」 〜ヌルールアクタル奈保子さんから在学生に向けた「多文化共生」の生の声〜


12月3日、本学卒業生のヌルールアクタル奈保子さんが、在学生に「多文化共生」について語ってくださいました。

奈保子さんは2012年に本学を卒業した後、同じく本学を卒業したバングラデシュ人の留学生とご結婚なさいました。
文化背景が異なる方と家族になって日々感じる「文化の違い」の面白さ、難しさなどについて、お話しされました。
現在はイスラム教徒となった奈保子さん。最初の戸惑いから、現在の思い、当初とは違った気持ちなど、盛りだくさんの内容に、在学生たちは聞き入っていました。

学生たちからの「ニュースを見ていて、イスラムは怖いようなイメージを持ってしまうことがあったのですが、実際はどうですか」という質問に、奈保子さんは「ニュースで映されるイスラム教徒が全てではない。実際に出会った人たちは、みんなとても心があたたかくて、それがすごく印象的だった。過激な部分ばかりがニュースになってしまっているので、みなさんは、ぜひ、ニュースを見たら、その裏側のことを調べてみてください。」と語っていました。

在学生からは「日本に住んでいると中々聞くことの出来ない話ばかりで、バングラデシュやイスラム教が少し身近になったような感じがしました。」「自分が思っていたイスラム教のイメージと実際のイスラム教は違っていた。イスラム教に対してのイメージを改善することができました。」などの感想が寄せられました。