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エスエスケイフーズ株式会社にて研修 -大学・経済研究所共同ゼミの試み-


経営学部・藤枝キャンパスでゼミナール科目「専門演習A」(担当:牧野+静岡経済研究所)を履修する学生6名は、6月12日(火)にエスエスケイフーズ株式会社藤枝工場を訪問、ドレッシングなど食料品の生産工程を学びました。

経営学部は、静岡産業大学の「教育力」、静岡経済研究所の「調査力」、さらにそれぞれの「研究力」を融合させ、地域に有為な人材を輩出しようと、2011年度より、大学・経済研究所共同ゼミを開講しています。

このゼミのテーマは「静岡県経済の現状と課題」です。学生は、少人数というゼミの特徴を生かし、教員や研究員と楽しく話をしながら、知っているようで知らない地元経済を学びます。また、テキストの内容に加え、経済の実態を知るため、地域の企業などを訪問します。

今回は、静岡県の主力生産物である食料品をより深く学ぶという趣旨のもと、ドレッシングを生産するエスエスケイフーズ株式会社藤枝工場にて、話を聞かせていただきました。

研修では、最初にドレッシングの生産ラインを見学しました。各工程を工場の上層階から下層階に向けて配置、ドレッシングが重力によって流れていくようにし、生産性をより高めていること、特に藤枝工場は様々なドレッシングを生産できるよう、多品種に対応できるラインになっていること、製品の品質や重さを厳密にチェックしたうえで出荷することなどを教えていただきました。次に生産ラインに従事する皆さまが着用する作業着を実際に着させていただきました。各工程が常に清潔・安全であるよう、作業着や帽子・靴には細部に至るまで工夫をこらしてあります。

学生は研修後、「ドレッシングを普段、スーパーで当たり前のように目にするが、それは様々な生産工程を経て作られることが改めて分かり、とても勉強になった」「工場は、徹底して生産性の向上、清潔さの確保に取り組んでいることが分かり、感銘を受けた」「他社製品と差別化を図る工夫や小売用・業務用の流通ルートなども分かり、工場見学で得た知識と授業の内容をリンクさせることができる」など、感想を話していました。

静岡産業大学は、このように地域の経済研究所、企業、行政機関と協力しながら、理論と実践の両面に優れた人材の養成を目指しています。皆さんも本学で「地元」を学びませんか。