令和6年1月29日（月）藤枝キャンパスにおいて、静岡産業大学経営研究センター主催「第15回経営学部ビジネスコンテスト」授賞式が行われました。今年度は5件の応募があり、経営研究センター運営委員会による審査の結果、次の3件のプランが奨励優秀賞に選ばれました。

1. 『非常食をいつも身近に！～心と身体がぽかぽか食堂＆BOXのご提案』太田茉里愛さん、松本一花さん、佐藤朱莉さん（藤枝キャンパス2年生）
   　このままでは廃棄されてしまう賞味期限間近の非常食を活用した食堂事業と、ローリングストックを根付かせるために非常食の販売事業を行おうというプランです。災害時に重要となる非常食に関連した問題に焦点を当て、課題解決に取り組もうとする点が評価されての受賞となりました。
   
   
2. 『規格外野菜・果物を活用した食堂を開設する！』伊藤勇希さん（藤枝キャンパス3年生）
   　規格外野菜・果物を活用した食堂を開設し、野菜・果物の廃棄を減らすとともに、地域住民の孤立を防ぐ居場所を作ろうというプランです。ゼミ活動という大学での学びから得た着想をもとに、社会問題の解決を目指すビジネスプランにまとめている点が評価されての受賞となりました。
   
   
3. 『藤枝駅前商店街交流サイト「ふじろぐ」を開設したい』岩本華怜さん、新間美月さん、中谷咲穂さん（藤枝キャンパス2年生）
   　藤枝駅前商店街の更なる活性化を目指して、商店街で働く人と商店街を利用する人が双方向で交流できるサイトを作ろうというプランです。大学生らしい発想で、本学の学生にとっても身近な商店街の課題を解決しようとする点が評価されての受賞となりました。

　授賞式では、佐野典秀 経営学部長から受賞された皆さんに賞状と副賞が授与されました。また、学部長の挨拶では、受賞プランの更なるブラッシュアップを期待する旨の熱いメッセージが贈られ、受賞した各プランの代表者からは受賞の喜びと今後の決意が述べられました。

　昨年度に引き続き、今年度のビジネスコンテストも盛況のうちに終了することができました。惜しくも受賞とはなりませんでしたが、磐田キャンパスの経営学部生からも2年連続で応募があり、両キャンパスで盛り上がりをみせています。

　本コンテストは次年度も開催予定です。今回の表彰を知って興味を持った方、募集のことは知っていたものの応募しようか迷っていた方をはじめ、多くの方からの積極的な応募をお待ちしています。