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第25回SSUスポーツ・健康科学セミナー報告


第25回SSUスポーツ・健康科学セミナーを開催しました

 2023年10月29日(日)に磐田キャンパスにて、第25回SSUスポーツ・健康科学セミナーを開催しました。本セミナーは、第36回日本トレーニング科学会大会内のプログラムとして実施され、学会と本学スポーツ医科学研究センター、スポーツ教育研究センターの共催セミナー・シンポジウム(一般公開)として行われました。

 テーマを「アスリートをささえる多角的サポート」とし、4つの領域から専門家をお呼びしました。雨宮怜先生(筑波大学、認定スポーツメンタルトレーニング指導士)、下澤結花先生(立命館大学、アスレチックトレーナー)、福島未里先生(FTGYM 、S&Cコーチ)、および松本恵美子先生(静岡ブルーレヴズ[シダックスコントラクトフードサービス㈱]、公認スポーツ栄養士)の4名にご登壇をいただき、ファシリテーターを、本学スポーツ科学部の木村駿介先生が務めました。
 特にアスリートサポートにおける専門家間の連携について、ご経験や課題を語っていただきました。総合討議およびフロアからの質疑応答の時間も設け、専門スタッフの連携を円滑にするためにどのようなことができるのか議論をしたり、連携がうまくいった経験などを、参加者が自身の活動に活かせるような話題を盛り込み紹介していただきました。

 現地参加者は全国の大学教員、学生、スポーツ指導者、一般の方々等約150名でした。参加した学生からは「選手とスタッフ間のコミュニケーションの重要性が話の中で共通していて、あらためて重要なのだと分かった」「サポート活動において1人だけでは限界があり、他の専門家と協力をすることが大事であることが理解できた」「自分がスポーツをささえる立場になったときに、大事にしなければならないことが理解できた」といった感想が得られました。

 スポーツ医科学研究センター、スポーツ教育研究センターでは、今後も定期的にセミナー等を開催し情報発信を続けていきます。

総合討議の様子(左:下澤先生、右:雨宮先生)

総合討議の様子(左:松本先生、右:福島先生)