グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  TOPICS >  “さんだいおんがくとどけ隊” ~外国の学生に届ける「わらべうた」~

“さんだいおんがくとどけ隊” ~外国の学生に届ける「わらべうた」~


これまで、子どもたちに「音楽遊び」を届けてきた“さんだいおんがくとどけ隊”。2023年2月には、国際交流サークルの学生と一緒に湘南日本語学園浜松校さんに伺い、日本語を学ぶ学生の皆さんに「わらべうた」を届けてきました。わらべうたの多くは、日本語の言葉の抑揚が歌になったものです。今回はわらべうたで遊びながら、自然に日本語のイントネーションに親しんでもらうことを目的としました。

「げんこつやまのたぬきさん」、「おちゃらかホイ」などのわらべうたを紹介しましたが、日本語学校の学生さんは、すぐに手遊びを楽しんでくれ、教室は大変な盛り上がりを見せていました。また、学生の皆さんの国の子どもの歌を紹介してもらう場面もあり、参加した学生は言葉と節(ふし)の違いを体験することができました。

「おべんとうばこのうた」を解説

「おちゃらかホイ」の手遊び

「わらべうた」遊びのあとには、グループに一人ずつ加わって日常会話のお手伝いをしました。休みの日の時間の過ごし方など、コミュニケーションを楽しみながら互いの理解を深めました。湘南日本語学園の先生から、「授業では話すことが苦手な学生が積極的に話しかけていた」、とお聞きし、同年代ならではのリラックスした雰囲気が「話したい」という気持ちに結びついたことがわかりました。

学生は、「わらべうた」の意義を改めて認識するとともに、様々な国の人とふれあい、世界の歌と生活に目を向ける貴重な機会となりました。

2人組で楽しむ「げんこつやまのたぬきさん」

「友だち同士」を想定した日常会話