スマートアグリカルチャー磐田、河合楽器製作所にて研修 -大学・経済研究所共同ゼミの試み-
経営学部で「プロジェクトゼミナール」(担当:牧野+静岡経済研究所)を履修する学生18名は、6月12日(火)にスマートアグリカルチャー磐田を、19日(火)に河合楽器製作所竜洋工場を訪問、磐田市で取り組まれている最先端の農業や、静岡県西部地域に工場が集積する楽器の生産工程を学びました。
経営学部は、静岡産業大学の「教育力」、静岡経済研究所の「調査力」、さらにそれぞれの「研究力」を融合させ、地域に有為な人材を輩出しようと、2011年度より、大学・経済研究所共同ゼミを開講しています。
ゼミのテーマは「静岡県経済の特徴と課題」です。ゼミ生は、少人数というゼミの特徴を生かし、教員や研究員と楽しく話をしながら、知っているようで知らない地元経済を学びます。また、テキストの内容に加え、経済の実態を知るため、地域の企業などを訪問します。
今回は、大学が立地する磐田の産業をより深く学ぶという趣旨のもと、スマートアグリカルチャー磐田、河合楽器製作所にて、それぞれ話を聞かせていただきました
6月12日(火)は、スマートアグリカルチャー磐田にお伺いしました。同社は富士通、オリックス、増田採種場により2016年4月に設立され、情報技術を駆使し、生産性を高めた農業を行います。今回は、パプリカの栽培施設と葉物野菜の栽培施設を見学させていただきました。施設は日射や風通しなどを考慮に入れて設計され、そこでは、各種の情報技術により温度や湿度などを適切に管理、農産物を効率的に生産します。見学した学生は最先端の農業を実際に目にし、「農業に対するイメージが変わった」などと話すとともに、「栽培する品種をどのように選定するのですか」などと説明者の方に積極的に質問していました。
経営学部は、静岡産業大学の「教育力」、静岡経済研究所の「調査力」、さらにそれぞれの「研究力」を融合させ、地域に有為な人材を輩出しようと、2011年度より、大学・経済研究所共同ゼミを開講しています。
ゼミのテーマは「静岡県経済の特徴と課題」です。ゼミ生は、少人数というゼミの特徴を生かし、教員や研究員と楽しく話をしながら、知っているようで知らない地元経済を学びます。また、テキストの内容に加え、経済の実態を知るため、地域の企業などを訪問します。
今回は、大学が立地する磐田の産業をより深く学ぶという趣旨のもと、スマートアグリカルチャー磐田、河合楽器製作所にて、それぞれ話を聞かせていただきました
6月12日(火)は、スマートアグリカルチャー磐田にお伺いしました。同社は富士通、オリックス、増田採種場により2016年4月に設立され、情報技術を駆使し、生産性を高めた農業を行います。今回は、パプリカの栽培施設と葉物野菜の栽培施設を見学させていただきました。施設は日射や風通しなどを考慮に入れて設計され、そこでは、各種の情報技術により温度や湿度などを適切に管理、農産物を効率的に生産します。見学した学生は最先端の農業を実際に目にし、「農業に対するイメージが変わった」などと話すとともに、「栽培する品種をどのように選定するのですか」などと説明者の方に積極的に質問していました。
6月19日(火)は、河合楽器製作所竜洋工場にお伺いしました。「音楽のまち」と言われる浜松市を中心に、静岡県西部地域では楽器づくりが盛んです。今回は磐田市に立地する竜洋工場にお伺いし、ピアノの生産工程を見学しました。ゼミ生は、大学から車で約15分のところにある工場で、世界的に有名なピアノが生産されていること、生産量の8割は輸出されていることを知るとともに、約1万もの部品を緻密に調整しながら、ピアノへと丁寧に組み立てていく工程をとても興味深そうに見学していました。見学後には、「ピアノの音の好みは、国や地域によって異なるのですか」などと説明者の方に熱心に質問していました。
静岡産業大学は、このように地域の経済研究所、企業、行政機関と協力しながら、理論と実践の両面に優れた人材の養成を目指しています。皆さんも本学で「地元」を学びませんか。