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全日本大学女子サッカー選手権・2年連続で準優勝!


決勝戦 対早稲田大学 試合終了後

決勝戦 対早稲田大学 試合終了後

 この度、サッカー部女子が、第30回全日本大学女子サッカー選手権大会に出場し、昨年に続きファイナルラウンドへ進出を果たしました。昨年と異なり東海予選において苦戦したためシード枠から外れ、1回戦から厳しい戦いが予想されましたが、2回戦では関東第1代表であり昨年の決勝戦で敗れた帝京平成大学、準決勝では山梨学院大学との接戦をものにし、7回目の優勝を目指す強豪早稲田大学との決勝戦に挑みました。

 決勝戦は、積雪による想定外のコンディションで行われ、個人技に勝る早稲田大学の攻撃に耐える苦しい展開となりました。前半を0-0で凌いだものの、後半7分、相手の先制点が決勝ゴールとなり0-1で敗戦となりました。
 今大会を最後に退任するサッカー元日本代表の本田美登里監督のもと、2年間積み上げてきた「止める・蹴る」を徹底した確固たるスタイルにより、昨年同様の結果を出したことは評価できるものであります。

 クラブハウスに飾ってある、昨年の準優勝の集合写真では、敗退したため暗い表情でしたが、今回はキャプテンの河合茉奈さんの悔しいけど準優勝もすごいことだと思う『最後は笑顔で』という声のもと、天候とは異なり全員が晴れやかな良い顔で記念撮影をすることができました。
 ピッチ内外で偉大な存在であった4年生5名が卒業を迎えますが、新たに9名の入学予定者を迎え、準優勝という結果の出た『止める・蹴る』のスタイルにプラスアルファを加え、3度目の正直となる優勝を目指し、精進してまいります。引き続き、暖かいサポートと声援をお願いいたします。

 また、雪の中、スタンドから熱い視線を送っていた鷲崎学長からは、以下のコメントをいただきました。
 「女子サッカーの強豪早稲田に僅差での惜敗は、選手にとっては本当に悔しいと思います。終了のホイッスルの直後、吠えるような選手の泣き声を耳にした時には、観戦していた私も、ぐしゃぐしゃにもらい泣きをしていました。」
 「本学の選手たちは雪のピッチを走るなど初体験だったでしょう。足をとられている場面は時々見ましたが、彼女らの根性に心底感心しました。ノーサイドの後で振り返ってみると、こんなに悪天候の中、どうしてこんなファイトが湧くのだろうと思うプレーを見せてくれた選手の皆さんは、きっと大きく成長すると思いました。」
 「本田監督はこれが最後の試合となりました。ここまで本学の女子サッカーを引き上げてくださった事に厚くお礼を申し上げます。私も学長として最後の試合でしたが、本当に感動を有難うございました。」

 最後に、全国大会ベスト8の壁を超える事に苦心していた本学に、サッカーの基本である『止める・蹴る』を徹底した攻撃的スタイルの構築を植え付け、2年連続の準優勝の成績を挙げてくれた本田監督に感謝するとともに、今後の活躍を祈念しております。

プレーの様子(2回戦・帝京平成大学)

プレーの様子(3回戦・仙台大学)

第2回戦 対帝京平成大学 試合終了後