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2021年4月 静岡産業大学の磐田キャンパスに「スポーツ科学部」誕生!鷲崎学長らが川勝知事に報告


笑顔で記念写真です。 (左)小澤 治夫 学長特別補佐  (中)川勝 平太 知事  (右)鷲崎 早雄 学長

令和2年7月2日(木)、前日までの大雨、強風が嘘のように、真っ青に晴れ上がった空と30度を超す気温、まさしく「梅雨の合間の何とやら」の日、本学の 鷲崎 早雄 学長 と新学部長予定者である 小澤 治夫 学長特別補佐 が静岡県庁に 川勝 平太 知事を訪ね、新学部「スポーツ科学部」の来春開設・誕生を報告しました。

鷲崎 早雄 学長

笑顔で出迎えてくれた川勝知事に対して、鷲崎学長が以下の点を報告しました。
  • 静岡産業大学では、2021年4月のスポーツ科学部の開設に向けて、文部科学省へ新学部設置届出書類を提出していたが、この6月30日、正式に受理され、新学部の設置が認められることとなった。
  • 全国でもトップレベルの施設と最新の研究機器を整備した磐田キャンパスにおけるスポーツ系教育の充実・発展を目指し、現経営学部のスポーツ経営学科から「スポーツ科学部」をスピンオフさせ、2021年4月より「経営学部」(経営学科・心理経営学科)と「スポーツ科学部」(スポーツ科学科)の2学部3学科編成でオペレーションしていく。
  • 開設するのは、「スポーツ科学部スポーツ科学科」、入学定員は120名、教員は13名で、学生募集を開始した。 “世界共通の人類の文化” であるスポーツの多様な価値を「する」「みる」「ささえる」そして「知る」の多角的な視点から、多面的なスポーツの在り方を学ぶ場としていきたい。
また、静岡県、磐田市、藤枝市、県内有力企業と多くの市民の支援の下に誕生した静岡産業大学が2006年に掲げた『県民大学宣言』の全文を知事に紹介し、
  • 「スポーツ基本法」や “スポーツの聖地” となることを基本理念とする「静岡県スポーツ振興計画」を踏まえながら、静岡県、地域社会に貢献する人材の育成を目指すとともに、先端的なスポーツ科学の教育研究活動を展開していく。

小澤 治夫 学長特別補佐

小澤学長特別補佐は、
  • 「スポーツ」と「経営」、これまでの培ってきた財産を生かし、二つの学部で大学のカラーを発揮したい。
  • アスリートの育成ばかりでなく、県民の健康増進にもつなげていきたい。
  • 入学者の7割が静岡県内から、卒業生の7割が静岡県内に就職、まさしく静岡県に貢献する教育研究機関として、情報発信に努めたい。
と新学部長としての意欲を知事に示しました。

報告を聞いて「おめでとうございます」と第一声を発した川勝知事からは次のようなコメントをいただきました。
  • スポーツでスピンオフ、素晴らしい。
  • 県スポーツ協会の会長の立場としてもうれしい。
  • 本県は食べ物、食材も良し、気候にも恵まれ「スポーツ王国」にふさわしい。県西部、特に磐田はその文化が息づいている。地域に根付いた大学であり、スポーツからの取組も分かりやすい。
  • ここで学びたいという人、スポーツマネジメントができる人を増やし、大学、地域の発展に寄与してほしい。
  • 本年4月には磐田市に「静岡県立農林環境専門職大学」が開学。来年4月には「(仮称)静岡社会健康医学大学院大学」が開学予定。“スポーツ” や “健康” へ収斂していく、その県の大方針と静岡産業大学の新学部開設は一致するものであり、県として応援していく。
と力強く、そして心強いお言葉でした。

川勝 平太 知事


同席いただいた 広岡 健一 静岡県スポーツ担当部長 からは、
  • 静岡産業大学とはいろいろお付き合いをさせてもらっている。これからも研究活動、或いは学生・教員の皆さんとのお付き合いを深めていきたい。
と県・大学間の今後の連携・協力を約してくれました。
 
知事訪問を終えた鷲崎学長、小澤学長特別補佐は、その後、吉林 章仁 静岡県特別補佐官(総合教育担当)植田 基靖 静岡県スポーツ・文化観光部長、そして 木苗 直秀 静岡県教育長 を訪問し、新学部開設の報告と今後とも変わらぬ御支援、御協力をお願いして、静岡県庁を後にしました。

「長引くコロナに負けず、夏の熱中症にも負けず」 新学部開設への確かな一歩です。
(*大学事務局長 澤野 岳志 の報告でした)

関連トピックス

本年3月17日にも川勝知事を訪問。大学の近況と新学部に向けての取り組みを報告しました。