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『はなぐるまプロジェクト』第2弾が磐田キャンパスで開催されました


はなぐるまプロジェクト(会場:磐田キャンパス)

『はなぐるまプロジェクト』第2弾が、11月7日(月)に静岡産業大学磐田キャンパスで開催されました。今回のテーマは、「女性アスリートのデュアルキャリア」について。本学スポーツ科学部の髙橋和子学部長が登壇し、アスリートの採用実績がある企業人事担当者と、選手たちの本音に迫りました。

  • 「はなぐるまプロジェクト」とは
    はなぐるまプロジェクトは、静岡県西部の女子スポーツチームの『アザレア・セブン(ラグビー)』『静岡SSUボニータ(サッカー)』『ブレス浜松(バレーボール)』が協働し、様々な女性アスリートの目線からスポーツを通じたセミナーやイベントを実施して地域の活性化に取り組むプロジェクトのことです。

  • 「デュアルキャリア」とは
    アスリートが競技を続けながら会社員として勤務したり、現役中から将来を見据えた準備をしたりすることです。

第一部「大学・企業」のホンネ

静岡産業大学スポーツ科学部/髙橋和子学部長
㈱静岡銀行/市川達也氏

第一部では、髙橋和子スポーツ科学部長が登壇し、「大学卒業後も競技を続けるかどうか迷っている」「アスリート採用に不安がある」学生や企業の人事担当者にむけて、本学のキャリア支援の充実度やスポーツが生み出す価値について、また、女性アスリートが直面している問題点や学生が今やるべきことについて語りました。

同じくパネラーとして登壇した、静岡銀行(経営管理部人事開発グループ)の市川達也氏からは、アスリート採用と一般採用とで選考フローや(選考を進めるうえでの)着眼点はあまり変わらない。静岡銀行では、会話のなかで応募者の良さを引き出す採用面接を心掛けているので、「コミュニケーション力」がポイントになるとのアドバイスをいただきました。

第二部「女子選手のホンネ」

アザレア・セブン/谷山美典選手
静岡SSUボニータ/山田優衣選手
ブレス浜松/山本実奈選手

第二部では、アザレア・セブン(谷山美典選手/㈱静岡銀行所属)、静岡SSUボニータ(山田優衣選手/㈱週休3日所属)、ブレス浜松(山本実奈選手/㈱静岡銀行所属)の3選手が登壇し、女性アスリートの本音に迫りました。

  • どのようにしてデュアルキャリアをはじめたか。
  • 競技のこと、仕事のこと、将来のこと。

本学の卒業生でもある山田優衣選手は、「大学卒業後は別の会社で働いていた。サッカーを続けてきたからこそ人脈が広がり、今の会社にも就くことができた。将来は、WEリーグ昇格を目指したいし、私と同じような立場の女性アスリートが競技を続けれるようなロールモデルになりたい。」と語ってくれました。

本学からは経営学部とスポーツ科学部の学生86名が参加し、企業関係者25名とあわせると、総数110名を超える盛況ぶりでした。参加した学生からは、「学生時代にワクワクする出来事に取り組むこと」「静岡はスポーツ県であり恵まれた環境にある」「3名の選手たちはスポーツも仕事も一生懸命だから企業に採用された(そんな選手たちに憧れる)」といった感想が寄せられました。

就活や将来のことを考える良い契機となり、このような機会を設けてくださった『はなぐるまプロジェクト』の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。