10月６日（水）磐田キャンパスでは、本学を卒業後にメーカー、商社、総合情報サービス企業で活躍する３名の卒業生をお招きし、ＯＢ・ＯＧ社会人講話をキャリアデザイン授業にて行いました。今回は、磐田キャンパスに通学する経営学部の３年生を中心に、約230名の学生がオンラインにて出席しました。

　授業の講師がファシリテーターとなり、前半は共通の質問を3名に投げかけ順次回答をいただき、後半は先輩の回答を聞いたうえで学生からチャットで質問を受け付けるといった双方向での形式で行われ、就職活動を間近に控えた3年生ならではの実践的な質問（「仕事のやりがいや大変だったこと」、「どんな人材を求めているか」、「企業の探し方・選び方」など）に対して、自らの経験談を交えながら丁寧にお話しくださいました。

• 営業職は目標達成意識を持ち、負けず嫌いなくらいの人の方が向いていると思います。営業時に必要な情報も自ら取りにいかなければ得ることはできません。また、集めた情報を相手に響く言葉に自分なりにまとめ、いつでも引き出せるよう工夫しています。うまく商談が進んだ時の達成感は格別です。


• コロナ禍も相まって世の中のニーズは変化・進化し続けています。だからこそ固定概念や先入観を捨て柔軟に変化対応できる人が求められています。どうしたらお役に立つことができるか、お客様からいただく生の声がそのヒントになることも多く、自分の成長にもつながっています。


• 就職活動は自分自身と向き合って成長できる機会でもあります。皆さんもきっと悩む時があると思いますが、キャリア支援課等を活用し、悔いのない決断をしてほしいです。また、私は働く上で日々笑顔を大切にしています。それがより良い人間関係を築く大事なポイントだと思います。

　出席した３年生からはチャットでは拾いきれないほどの質問があり、学生一人ひとりに大きな気づきがあったようです。卒業生の皆さまにはお忙しい中、このような貴重なお話をいただきましたことを、深謝申し上げます。誠にありがとうございました。