【BiViキャン】コミュニケーション能力向上講座第3回「コミュニケーションのまとめ」を開催いたしました
今年度【BiViキャン】公開講座は、昨年に引き続き、藤枝市「生きがい創出事業」の受託事業として開催しています
11月28日(日)BiViキャン公開講座は、行動心理士 髙橋あかね氏をお迎えしてコミュニケーション能力向上講座第3回「コミュニケーションのまとめ」を開催しました。
この講座目的は、コミュニケーション能力を高め、人との関わりの中で幸せな人生をつくりあげていくことや、コミュニケーションの基本と核心を押さえ、コミュニケーション能力の飛躍的な向上を目指すところにあります。講師からは、今回は伝える力に注力するとともに、実例紹介やQ&A、コミュニケーションゲームを通じて、コミュニケーション全般についてご講演いただきました。
講 師
行動心理士
髙橋 あかね氏
以下は、講演内容の一部です
- 相手の自己重要感を満たすメッセージスキル(伝える力)には、主語が「相手」となるYouメッセージと主語を「私」とするIメッセージがある。
- Youメッセージは肯定的な内容を伝える時に使い、否定的に用いるとモチベーションを下げる。Iメッセージは、厳しい内容を伝えても、受入れ易い面がある。
- 「意識の5段階」①環境(身の回り、外観)、②行動、③能力(資格、技術、センス)、④信念・価値観(大事にしている考え方)、⑤自己認識(存在そのもの)を心得て対応すると良い。
- 5段階の様々な視点から褒めると、相手の自己重要感は満たされる。反対に叱る時は、②の行動までにとどめ、考え方や存在を否定するのは好ましくない。
- コミュニケーションゲームにより、いかに自分の思い込みで物事を見たり据えたり、それをそのまま伝えてしまっているかを認識出来る。相手の反応はあなたのコミュニケーションの成果である。
参加者からは次の言葉が寄せられました
- 今後、日常の中でも得た知識を意識してコミュニケーションに活用できると思え、大変嬉しくなった。
- 日常生活で漠然と感じていたことや疑問点に色々な気づきがあり、短時間の講座だったが、中身の濃い時間を過ごせた。
- コミュニケーションゲームでは慌ててしまい、伝えることが多くなり、相手の声を聴くことがおろそかになっている自分に気づいた。
- 失敗を注意する時、Youメッセージでなく、Iメッセージで伝えると受入れやすいという話には納得感があった。