令和3年度 第2回藤枝産官学連携懇話会を開催しました
藤枝市内の企業、経済団体、JAと藤枝市、静岡産業大学のメンバーで構成する藤枝産官学連携懇話会が、12月15日(水)に藤枝駅前の静岡産業大学BiViキャンで開催されました。
講師
静岡産業大学経営学部
高城 佳那 准教授
今年度第2回となる懇話会の内容は下記のとおりです
テーマ「心理学の観点からみる若者育成」
講話者:静岡産業大学 経営学部 高城 佳那 准教授
講話者:静岡産業大学 経営学部 高城 佳那 准教授
- 時代と共に若者の意識は大きく変化しており、人事育成も変化の中にある。
- 働き方の変化にともない、以前の育成方法だと若者はついてきてくれない。
- 若者の育成に必要なことは、「ほめない」「𠮟らない」「教えない」「経験させる」である。
- 「ほめない」「叱らない」の中で「勇気づける」必要がある。
- 「失敗」を体験させて問題点を学ばせ、「役割」を与えて「行動」させることが大事。
- 「自己信頼」「他者信頼」「所属感」を養い「共同体感覚」を育成することが若者育成成功への道。
その後、参加者から各自の職場における状況や親の立場での経験を踏まえ、講話を聴いての感想、考え方や今後の取組みについて意見をいただきました。
【意見の一部】
【意見の一部】
- 人を育てる根底にあるものは、「相手を尊重すること」だと思う。
- 部下の教育に「待つ姿勢」でいるが、若い人のほうでしびれをきらしてしまう。また、仕事なのでじっくり時間をかけておれないのも事実。
- 結果だけをほめず、やり方をほめるなど、育てるサイドのスキルも必要である。
- 指導の中で、しゃべりすぎてしまうことを反省している。
- 部下に役割を与え、部下の行動を支援することが大事であると認識した。
- 過程をほめる勇気づけは、いつでも出来ることであると思うので実践したい。