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卒業生の栗山優也さんがネパールAPFとのシーズン契約を終えて、学長に活動報告


今年3月に本学を卒業した栗山優也さんが、外国人選手として活躍していたネパールAPFとのシーズン契約を終えて帰国し、堀川学長に活動報告を行いました。

栗山さんは在学中サッカー部に所属しゴールキーパーとして活躍していました。3年生の時、グラウンドで自主練習をしていた際に偶然居合わせたNPO法人レアーレワールド理事のサントス氏の目に留まり、同法人のヒーロープロジェクト育成選手となりました。ヒーロー候補となったのは、単にプレーが評価されたのではなく、飲み物を持参していなかった見知らぬプレーヤーにペットボトルを買って差し出したことがきっかけになったと話す栗山さん。他者を思いやる行動を見られていたと後で聞かされたそうです。卒業に必要な単位を取得済だった栗山さんはプロリーグに挑むため4年次の10月にネパールに渡り、12月にネパールのトップリーグのチームであるAPF(Armed Police Force)とのプロ契約を果たしました

言葉や文化の壁がある海外でのトライアウト参加で不安や苦労も多かったことと思いますが、栗山さんは「絶対にプロになる」という信念を持ち続け、自分を信じて頑張ったと言います。また、現地ではレアーレワールドのサッカーを通じて子どもの心を育む事業にも参加し、自身の人生の学びや経験を次世代に伝える活動を行っていたそうです。

6月には次のプロ契約を目指し、モルディブに渡航する予定という栗山さん。若いうちはプロサッカー選手としてなるべく多くの国で活動し、多様な経験を積み、言葉や文化を覚え、グローバルな視野を持ちたい夢を語ってくれました。堀川学長からは「何をしようか、あるいは、やるかやらないか迷ったときは、大変な方を選んでほしい」との激励の言葉が贈られました。

20thAAHA RARA GOLD CUP 2022トロフィー

栗山優也(くりやま ゆうや)

海外プロサッカー選手(GK)

東京都出身/2000年生まれ
FCプラウド(東京サッカークラブチーム)に所属し中学校からサッカーを始める
駿台学園高等学校出身(第96回全国高等学校サッカー選手権大会 東京都予選ベスト8)
静岡産業大学(2022年3月卒業)

ネパールAPF(Armed Police Force)契約(2021年10月~2022年4月)
大学在学中にネパールトップリーグ(サッカー)の政府チームAPFに史上初の外国人選手として契約、2022年1月アハララゴールドカップにて最優秀GKに贈られるゴールデングローブ賞受賞)
認定NPO法人REALE WORLD ヒーロープロジェクトサポート選手