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韓国 慶南大学校と「教育・学術に関する協定書」に署名


 鷲崎早雄学長が、一行4名ともに韓国慶尚南道地区で釜山市の西の昌原市馬山にある私立慶南大学校を平成29年3月17日訪問して「教育・学術に関する協定書」に署名し、協定書を交換しました。この協定書の内容は、学生、教職員の各交流、学術資料・刊行物及び情報等の交換、共同研究・セミナー・シンポジウムの実施などを決めたものです。

 両大学が協定締結に至る経緯は、情報学部小林克司先生と本大学着任前の大学での教え子(現在慶南大学校教員)との温かい師弟関係の交流で数年前から始まったものです。特に昨年平成28年1月に慶南大学校から、また12月には静岡産業大学の学生がそれぞれ訪問して情報デザイン科目を通して学生同士が交流しました。言葉の壁を乗り越えて架空会社のロゴを作成し発表、素晴らしい成果がありました。この学生交流を毎年行い、さらに留学による学生の交流へと進展することが期待されています。鷲崎学長も「本学の学生の視野を、活躍する分野を広げるにはこのような海外の学生とのコミュニケーション能力が必要とされているので、交流を支援したい」と、強く期待を述べていました。また小林先生と教え子との再会で今年の実施計画も相談されていました。

 慶南大学校は、眼下に港が一望できる丘陵中腹の傾斜地に位置しているために、キャンパス内の移動には労します。昨年創立70周年を記念して大学の博物館が新設されて大学の長い歴史を知ることができました。現在6学部、約5千人の学生が在籍、地元産業に関するセラミックデザイン学科があり、その活躍が注目されています。