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焼津高等学校の国際交流授業で留学生が母国を紹介しました


2月10日(金)、13:25から焼津高等学校で行われた「国際交流授業」に情報学部の留学生2名が招かれ、3年生のフィン ティ ガンさん、1年生のリジヤニ アギスタさんがPower Pointや動画を使用しながら母国の紹介を行いました。

ベトナムの民族衣装「アオザイ」を着て発表を行ったガンさんは、国の位置やホーチミン、ハノイ等の都市、世界遺産、教育制度についての説明を行い、また、ベトナムは現在急速に経済成長していること、30歳以下の人口が全体の60%以上という若い力を持った国であることを話しました。

インドネシア出身のリジヤニさんは、代表的な料理や楽器、踊りなどの文化や観光地について話をしたほか、国旗や国章を紹介し、それぞれに込められた意味や歴史を説明しました。また、世界遺産の話の中で、「プランバナン寺院群」に関する物語も紹介しました。

ひとり約30分の発表を行った後、高校生からの質問を受けました。日本に来て驚いたこと、好きな日本の食べ物、留学生活の感想などの質問に対し、日本に着いてすぐ空港のトイレに行った際、ボタンがたくさんあって戸惑ったこと、日本の味に馴染めないことを心配し、数年前から日本で留学生活をしている姉に連れて行ってもらって食べたラーメンが美味しくて、1週間食べ続けたというエピソードが話されました。また、「日本はとてもきれいな国です」「日本人はとても優しいです。私は日本が大好きです」との感想が聞かれました。

日本の高校で母国を紹介するのは初めてだという2名の学生からは「とても緊張してしまいました。上手に説明できたか心配です」「最初は緊張しましたが、自分の説明を聞いていた高校生がときどき笑顔になっているのを見て、私も楽しくなりました」との感想が寄せられました。留学生は資料の準備を進める中で改めて母国を知り、日本語で発表することの難しさを実感しながらも、その日本語が伝わることの嬉しさも感じていたようです。

焼津高等学校の皆さん、ありがとうございました。