静岡県の中で、令和2年度末時点における下水道の普及率が1位と2位の市町の組み合わせは次のうちどれでしょうか?
県が公表している『静岡県における令和2年度末の汚水処理状況』という資料によると、下水道普及率が最も高い自治体は磐田市で85.3%。次いで上位では静岡市の84.8%、三島市の84.3%、そして浜松市の81.3%という順になっています。
静岡県全体での普及率は64.3%で、これは全国における普及率の80.1%と比べれば、決して高い水準とは言えません。
各自治体における普及率の差には様々な要因があると考えられますが、それぞれの自治体における考え方や方針が大きく影響します。
特に磐田市では「川や海などの水環境を保全し、清潔で住みよい街づくりのため下水道を整備する」という方針のもと、積極的に下水道が整備されてきました。昭和 56年度から静岡県が事業主体となり天竜川左岸流域下水道事業を実施、平成2年に供用開始し、市内に磐南浄化センターという大きな施設が建設されたことも下水道整備に影響したと考えられます。
静岡県全体での普及率は64.3%で、これは全国における普及率の80.1%と比べれば、決して高い水準とは言えません。
各自治体における普及率の差には様々な要因があると考えられますが、それぞれの自治体における考え方や方針が大きく影響します。
特に磐田市では「川や海などの水環境を保全し、清潔で住みよい街づくりのため下水道を整備する」という方針のもと、積極的に下水道が整備されてきました。昭和 56年度から静岡県が事業主体となり天竜川左岸流域下水道事業を実施、平成2年に供用開始し、市内に磐南浄化センターという大きな施設が建設されたことも下水道整備に影響したと考えられます。
「社会とともに存在する」21世紀の企業の姿を考える
佐藤和美教授の専門は管理会計や経営分析で、企業のマネジメント・コントロールやその手法理論を主に研究しています。近年、企業と社会とが共有の価値を創造していくことを目指すCSV(Creating Shared Value = 共通価値の創造)が注目されていますが、静岡県内の企業、特に中小企業にどこまでCSVが浸透しているのか調査し、「社会の幸福を図りつつ企業の成功を実現するビジネスモデルとは」「社会的価値と経済的価値の両者を創造する企業の行動とは」といった、21世紀の企業に求められる社会的意義やその在り方についても考察を行っています。また自治体における上下水道の検討会や審議会の代表も務め、経営的・財務的な面からサスティナブルな事業運営の提言も行っています。
経営学部/佐藤 和美 教授 明治大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。商学修士。 鹿児島女子短期大学専任講師を経て静岡産業大学経営学部助教授となり、2011年4月教授に就任。2020年4月から現職。 焼津市公共下水道事業経営戦略策定審議会会長 島田市水道料金等審議会会長など ● 専門分野 管理会計、経営分析、公会計、公共経営 ● 研究テーマ 管理会計・経営分析の論理と手法を用いた効果的かつ持続的な組織経営の実現 |