静岡県民の気質を表す言葉に「駿河乞食に遠州泥棒」というものがあります。では、これに続く「伊豆の○○○」の○○○は何?
明治時代まで静岡県は駿河国、遠江国、伊豆国という3つの国に分かれていました。そのため現代でも県中部、西部、東部では言葉や気質、産業構造が三者三様といわれています。
そんな静岡県の各地域の人柄を表す言葉に「駿河乞食・遠州泥棒・伊豆の飢え死に」というものがあります。
これは飢饉などが起きたとき、駿河の人はお上に頼って物乞いをし、遠州(遠江)の人は泥棒をしてでも自分の力で食べ物を手に入れる。そして伊豆の人はのんびりし過ぎているのかそのまま餓死してしまう──というたとえです。
少し辛口な言葉ですが、特にどの地域が良い・悪いというわけではなく、それぞれの特徴を表したユーモアだと思ってください。
そんな静岡県の各地域の人柄を表す言葉に「駿河乞食・遠州泥棒・伊豆の飢え死に」というものがあります。
これは飢饉などが起きたとき、駿河の人はお上に頼って物乞いをし、遠州(遠江)の人は泥棒をしてでも自分の力で食べ物を手に入れる。そして伊豆の人はのんびりし過ぎているのかそのまま餓死してしまう──というたとえです。
少し辛口な言葉ですが、特にどの地域が良い・悪いというわけではなく、それぞれの特徴を表したユーモアだと思ってください。
企業人と同じ言葉で話せる人材へ
丹羽由一客員教授は実務家教員で専門分野は「企業金融」「国際金融」「財務管理」等。研究テーマの一つである「地域経済学・地域経営学」では、地域により異なるビジネス慣行、産業政策の実状を把握・理解し、各地域で通用し得る事業の可能性について考察を行っています。授業では毎回、新聞記事等を用いた時事解説を行い、その事象の裏側を説明しています。さらに学生をベンチャービジネスの起業家と見立てて事業計画書を作成させ、ビジネスコンテストに応募するといった課題を課すこともあります。就職に役立つような実務・実学を徹底して教授することで、実際の企業人と変わらない思考・発想力やコミュニケーション力を身につけさせることを目指します。
経営学部/丹羽 由一 客員教授 静岡産業大学理事。 東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行。ハーバード大学客員研究員、大蔵省シニアエコノミスト、日本政策投資銀行シンガポール首席代表などを経て、九州大学大学院経済学研究院教授、静岡産業大学経営学部教授・経営学部長を歴任。 2020年4月より現職。 ●専門分野 企業経営、財務管理、国際金融、アジア経済、地域経済、公共政策 ● 著書 『カイジから経済を学べ』日本経済新聞出版2016 『図解世界の経済ニュースがまるごとわかる本』エイ出版2016 『もう一度学びたい世界経済』エイ出版2018 |