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『静岡産業大学ダンスの夕べ 〜ダンスダンスダンス〜』を終えて


※職位や内容は投稿時のものです

2024年1月24日更新

 2023年12月9日に、静岡産業大学初のダンスイベント『静岡産業大学ダンスの夕べ 〜ダンスダンスダンス〜』が開催されました。ご来場の皆様、ご出演いただいた他校関係者ならびにご協力いただいた磐田市職員や大学職員の皆様に御礼を申し上げます。

 この公演は、スポーツ科学部長の髙橋和子先生と前学長の鷲崎早雄先生、ダンスを愛するお二人の先生からのご発案とお声がけにより実現した公演です。公演の開催が決まったのは5月でした。当初は小さなホールで開催できればと考えておりましたが、諸般の事情により磐田市民文化会館「かたりあ」での開催となりました。初めての企画でいきなり大きな市民会館のホールで行うことになり、恐怖心とやる気が漲ったことをよく覚えています。

 それから舞台スタッフさんたちへの依頼や、近隣の高校や大学へ出演依頼の声かけを進め、公演のチラシを本学職員の河村芳美さん、経営学部4年生の武田有華さんに作成いただきました。武田さんは、公演のイメージをしっかり汲み取ってデザインを作り、素敵なチラシに仕上げてくれました。

 また、磐田市に後援、東アジア文化都市2023に協賛いただけることが決まり、公演の規模が大きくなっていく責任感も増していきました。夏頃から本格的に準備が始まり、私も授業作品の創作とダンス部作品の出演があったことから、後期に入ってからは作品づくりも本格的に始めました。

舞台スタッフ指導のもと、リノリウムを敷く学生たち

 そして本番の前日、夕方から磐田市民文化会館「かたりあ」での準備が始まりました。舞台の仕込みは、まず劇場床にリノリウムというダンス用のゴムシートを貼り、照明機材の吊り込みから始まります。学生もお手伝いをしてくれました。その後、照明のシュート(明かりの位置や大きさ、色などを調整する作業)をして前日作業を終えました。

 当日は朝9時に集合、早速リハーサルが始まりました。たくさんの団体が出演するため短い時間となってしまいましたが、各団体が実際の舞台で照明を浴びながらリハーサルをしていきます。最後には全員が出演するフィナーレの練習をし、気がつけば開場時間ギリギリ。既にお客様が会場に集まってくださっていました。
 本番は17時から始まりました。各作品、美しい照明を浴びながら素敵なダンスを披露しました。演目数は16、公演は2時間にもわたる大きな公演となりました。JETS磐田キャンパス(授業作品)で参加した本学の学生たちはほとんどが初舞台、初めはダンス公演への参加に戸惑っていましたが、本番前にはしっかり練習に取り組み、舞台では精一杯の表現をしてくれました。本番後に「また来年もやりたい」と言ってくれたことが、私にとって何よりの達成感でした。フィナーレではMrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」に合わせて出演者とお客様が一緒に踊ることが出来ました。

 当日は500名のお客様にご来場いただきました。たくさんのお客様にご覧いただけただけでなく、チラシやポスターをご覧になった一般の方にも多数ご来場いただけたことが本当に嬉しかったです。250枚近く集まった来場者アンケートには、「また鑑賞したい」というお声がほとんどで、文化事業の重要性を感じました。

 本番当日の様子や公演を紹介する映像は、現在編集中です。後日YouTubeにアップロードされますので、お楽しみいただければ幸いです。
 
 来年度の公演に向けて、早速準備を初めております。今年度以上にたくさんの方に楽しんでいただけるダンス公演を目指して、今から少しずつ準備をしていきたいと思います。

しっぺいとともに開演挨拶する髙橋学部長

本番直前に気合を入れるJETS磐田キャンパスの円陣

私も踊りました

フィナーレでは客席も一緒にダンス