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静岡産業大学開学30周年記念事業 NAOJIMのピアノが産大にやってきた! ~ピアノに関連した図書特集~


本学磐田キャンパスに、貴重なピアノ『NAOJIM』が設置されます。
 また、本学開学30周年記念事業として10/15(火)に『NAOJIM』ピアノのお披露目式典を開催します。
 上記にあわせ、磐田図書館では、ピアノに関連した図書の特集を実施し、皆様に関連図書を通して、「磐田・浜松地域のピアノ産業」への関心および「ピアノ」への関心をより一層持っていただければと思います。

NAOJIMのピアノとは?

浜松地域のピアノ製造は、徳川家康の城下町としてさまざまな職人が集められたことに始まっているが、NAOJIMのピアノは、1955(昭和30)年に創業した「松山ピアノ製作所」(静岡県浜松市富塚町)で製作されたピアノである。

 三浦啓市氏の『日本のピアノメーカーとブランド』2018によると「製作所は工場というより研究室のような建物でメーカー品の模作や盗用はせず、すべて自身の設計、製作によるピアノを生み出した」 と記述されているとおり、外国製品の模倣を否定するモノづくりの姿勢が反映されたピアノである。

 その特徴は、無駄な装飾と機能を否定し、資本力や機械設備に頼る生産に異を唱えるところにある。例えば、 ア)二重響板、この発明には通産省の研究補助金が交付され、静岡県重要産業発明表彰も受賞しており、その価値が高く評価されている。
イ)ピアノ本体内部に取り付けた電源装置により譜面台と鍵盤のみを照らす蛍光灯を備え付けている。
ウ)1台のピアノを二人で使用できる補助ペダル、タッチや耐久力を増強したアクション。
などに、その特徴がある。