年末年始を迎えるに当たって
2022年12月26日 学長 堀川知廣
2022(令和4)年ももうすぐ幕を閉じ、新しい年を迎えようとしています。
学生の皆さん、そして、教職員の皆さんにとって、この一年はどのような年だったでしょうか。
全国からの募集の結果、発表された“今年の漢字”は「戦」でありました。ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする国際情勢、熱戦が繰り広げられたサッカーワールドカップ等を反映した結果だと考えられます。そして、もう一つ、「新型コロナウイルス感染症との戦い」です。新型コロナウイルス感染症の世界的、全国的な拡大により、感染防止対策を求められる生活を始めて3年が経とうとしています。
過去を振り返れば、本学では、発症当初には入学式の中止、オンライン授業、各種スポーツイベントの中止や練習の制限など感染防止、拡大防止に重点をおいた対策を講じてきました。そのような状況を経て、2022年度からは、地域の感染状況、学内の感染状況等を踏まえ、十分な感染対策を講じた上で、対面授業を中心として学生の皆さんの学修機会の確保と学生同士の交流を通じてキャンパスライフの充実を実感できるように進めてきました。その結果、学修面、クラブ活動面、いずれも活気にあふれ、キャンパスに賑わいが戻ったことは大変うれしく感じています。
しかしながら、今もなお、国内、県内ともに感染拡大、医療ひっ迫の状況が続き、第8波感染拡大の段階中にあることは誠に残念なことであり、大いに懸念されるところです。特に、この12月に入ってからの感染拡大は加速するばかりであり、ついに23日、静岡県内においては、感染拡大による医療ひっ迫の深刻化により、県内の感染状況が国指標で上から2番目の「レベル3(医療負荷増大期)」に引き上げられるとともに、県独自の「医療ひっ迫警報」が発令されました。「感染再拡大警報」も発令中で、二つの警報を通じて感染予防対策への理解と協力が改めて呼び掛けられています。
そのような中で年末年始を迎えます。今回は基本的に「行動制限のない」年末年始です。皆さんには、この年末年始にこの一年の疲れを取り、ゆったりとくつろいでいただきつつも、コロナ感染には警戒を緩めることなく、基本的な感染防止対策の徹底をよろしくお願いします。
年が明ければ、学生の皆さんには、後期試験や進級、4年生は卒業、新たな進路の始まりなど、重要なライフステージが待っています。それぞれが希望と夢に向かって自信を持って前進されるよう、本学として最大限のバックアップをしていきます。そして、何よりもキャンパスの「安全・安心」を確保していきたいと考えています。新しい年を迎えて、学生、教職員の皆さん全員と元気にお会いできることを切に願っております。
最後に、静岡県では、ダブル警報の発令に合わせて「5つのお願い」を発表しました。
その内容について、私からも皆さんに改めてお願いをします。帰省や旅行など外出する、あるいは普段会わない人と接する、という機会が増える時期です。また、混雑が予想される年末年始の各種イベントへの参加の時期でもあります。下記の「お願い」の内容に十分留意しながら、どうぞ良い年末年始をお迎えください。
学生の皆さん、そして、教職員の皆さんにとって、この一年はどのような年だったでしょうか。
全国からの募集の結果、発表された“今年の漢字”は「戦」でありました。ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする国際情勢、熱戦が繰り広げられたサッカーワールドカップ等を反映した結果だと考えられます。そして、もう一つ、「新型コロナウイルス感染症との戦い」です。新型コロナウイルス感染症の世界的、全国的な拡大により、感染防止対策を求められる生活を始めて3年が経とうとしています。
過去を振り返れば、本学では、発症当初には入学式の中止、オンライン授業、各種スポーツイベントの中止や練習の制限など感染防止、拡大防止に重点をおいた対策を講じてきました。そのような状況を経て、2022年度からは、地域の感染状況、学内の感染状況等を踏まえ、十分な感染対策を講じた上で、対面授業を中心として学生の皆さんの学修機会の確保と学生同士の交流を通じてキャンパスライフの充実を実感できるように進めてきました。その結果、学修面、クラブ活動面、いずれも活気にあふれ、キャンパスに賑わいが戻ったことは大変うれしく感じています。
しかしながら、今もなお、国内、県内ともに感染拡大、医療ひっ迫の状況が続き、第8波感染拡大の段階中にあることは誠に残念なことであり、大いに懸念されるところです。特に、この12月に入ってからの感染拡大は加速するばかりであり、ついに23日、静岡県内においては、感染拡大による医療ひっ迫の深刻化により、県内の感染状況が国指標で上から2番目の「レベル3(医療負荷増大期)」に引き上げられるとともに、県独自の「医療ひっ迫警報」が発令されました。「感染再拡大警報」も発令中で、二つの警報を通じて感染予防対策への理解と協力が改めて呼び掛けられています。
そのような中で年末年始を迎えます。今回は基本的に「行動制限のない」年末年始です。皆さんには、この年末年始にこの一年の疲れを取り、ゆったりとくつろいでいただきつつも、コロナ感染には警戒を緩めることなく、基本的な感染防止対策の徹底をよろしくお願いします。
年が明ければ、学生の皆さんには、後期試験や進級、4年生は卒業、新たな進路の始まりなど、重要なライフステージが待っています。それぞれが希望と夢に向かって自信を持って前進されるよう、本学として最大限のバックアップをしていきます。そして、何よりもキャンパスの「安全・安心」を確保していきたいと考えています。新しい年を迎えて、学生、教職員の皆さん全員と元気にお会いできることを切に願っております。
最後に、静岡県では、ダブル警報の発令に合わせて「5つのお願い」を発表しました。
その内容について、私からも皆さんに改めてお願いをします。帰省や旅行など外出する、あるいは普段会わない人と接する、という機会が増える時期です。また、混雑が予想される年末年始の各種イベントへの参加の時期でもあります。下記の「お願い」の内容に十分留意しながら、どうぞ良い年末年始をお迎えください。
5つのお願い
- ワクチンの早期接種
同時流行が懸念される新型コロナとインフルエンザのワクチン接種を御検討ください。 - 医療機関への適切な受診
事前に市販の解熱鎮痛剤、風邪薬、コロナ検査キットを家庭に常備し、また、食べ物や飲み物の備蓄をして、症状が軽く重症化リスクの低い方は、自宅での療養に備えましょう。 - 感染リスクの高い外出の控え
混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出は極力控え、外出する場合であっても大人数での行動は避けてください。 - 会話や食事の際の適切なマスク着用
家族以外の方とは必ずマスク着用で会話し、会食ではマスク会食を確実に行い、なるべく大人数・長時間の会話や飲食は避けましょう。常時マスクを携行し、場面に応じた適切なマスクの着脱を心掛けてください。 - 十分な換気の実施
暖房器具を使用するため、窓を閉め切りがちになりますが、室内温度に注意しながら、定期的に窓を開け、換気を行うようお願いします。
一人ひとりが感染しない・させない取組【自助】とみんなで拡げない取組【共助】を徹底しましょう!