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学校法人新静岡学園宣言


 本学園は、1965年「孝友三心」を建学の精神とし、牧野賢一氏により、創設された。
 2005年、本学園は公器性を強く意識した第二次創業に踏み切り、新たな学校法人への改革を進め、2011年、法人名を「第二静岡学園」から「新静岡学園」へと改称した。
 学校法人新静岡学園の発足に当たり本法人の理念、ミッションを次のとおり宣言する。

 本法人は、教育・研究活動により、社会に必要な知見、情報、専門的知識、スキルを提供するとともに、有為な人材の育成を図り、社会に貢献することを目的に組織化されたものである。
 本法人は、所属する各教育・研究組織がそれぞれ掲げる理念、ミッション、目標を達成しうるよう、必要な人、モノ、資金等の諸資源を調達、マネージし、持続的な発展を可能にするよう、中・長期的な視点に立ち、積極的な支持、支援を行うものである。
  1. 本法人は、社会から運営を信託された公共性の高い組織、すなわち公器であることを認識し、特定の個人、係累、門地、門閥、組織、利害関係者に帰属しないよう、また影響されることのないよう、第三者を含めた理事会・評議員会を構成する。

  2. 本法人は、運営に当たり次のことを尊重、遵守する。
  3.  (1)法令を遵守し、社会正義、自由と民主主義、組織の透明性、自由闊達な討議、公平、公正さを尊重する。
     (2)人間愛、高潔な倫理観、郷土愛、強い公共意識を尊重する。
     (3)自立、自助、独立の精神を重んじ、多様な価値観、多様な文化を尊重する。
     (4)国籍、門閥、宗教、学歴、性別、年齢、出身などで差別をしない。
     (5)革新性、創造性、ユニークさを尊重する。
     (6)知的で積極的、前向きな取り組みを奨励する。
     (7)社会貢献、ボランティア精神、相互扶助の精神を尊重する。
     (8)個人情報などのプライバシーを重視しながらも、情報の公開を積極的に行う。

  4. 本法人は、所属する各人が、個性、特技を発揮し、協働の精神を持ち、かつ自己実現とやりがいを感じる人生を追求しうるよう支援する。

  5. 本法人は、地域社会の発展に寄与し、良き市民社会の構成員になるよう努めるとともに、国際社会のニーズ、要望に積極的に応えるよう努力する。
平成23年5月25日