学びの場を地域や企業にも広げ、そこで働く人との直接的な関わりを重視。主体性や対話力など、社会で求められる実践的な力を身に付けることができます。
取り組むのは、学習用の仮の課題でなく、地域や企業が実際に直面している課題。実社会の複雑さを学びながら、地域社会へ貢献することもできます。
高校で学んだ探究学習を大学の研究活動でも発展的に繰り返していくことで、新しい知見を得ることができます。
[冠講座開講例]
※2024年度開講講座 予定(五十音順)
藤枝キャンパス
(株)静岡銀行/静岡県行政書士会/静岡市/中部電力(株)/(株)電通東日本/TOKAIグループ/藤枝市/藤枝商工会議所/藤枝ロータリークラブ
磐田キャンパス
磐田市/静岡県/静岡ブルーレヴズ(株)/(株)ジュビロ/スズキ(株)/タニザワフーズ(株)/浜松いわた信用金庫/ヤマハ発動機(株)
※2024年4月現在の講座情報になります
健康促進
健幸メニューを開発!
”ジュビロ飯”
観光
藤枝市の魅力をゲームで発信!
”あつまれ どうぶつの森”
イベント運営
スタジアムへの来場者促進
”静岡ブルーレヴズ”
デザイン
地域の飛躍に願いを込めた
”大絵馬制作”
地域連携
スポーツ指導・運営を学ぶ
”いわたスポーツクラブ”
SDGs
新商品開発プロジェクト
”セルロースナノファイバー”
アプリ開発
磐田市と協働開発
“ごみ分別アプリ”
科学的サポート
選手の身体能力評価
”アザレア・セブン”
地域活性化
観光PRに貢献
”和菓子バル”
サイト運営
起業家の心得を学ぶ藤枝
”藤枝ショッピングモール”
商品開発
人の感性をものづくりに活かす
”感性工学”
地域協働
若年層の投票率を向上
”センキョ割”普及活動
健幸メニューを開発!
”ジュビロ飯”
「食とスポーツで磐田市民も地元経済も元気に!」という目標を掲げ、食事メニューの開発と運動情報の提供を軸とした産学官連携の健幸(けんこう)プロジェクト「ジュビロ飯」。学生たちはメニューの開発や健康増進のための運動方法の考案に取り組みました。学食を運営する企業との共同メニューは磐田キャンパスの学食で提供されたり、市内の飲食店との共同メニューはジュビロ磐田のホームゲームで販売されたりしました。
藤枝市の魅力をゲームで発信!
”あつまれどうぶつの森”
任天堂Switch「あつまれ どうぶつの森」内に藤枝市を再現する、観光プロモーションプロジェクト。学生と藤枝市職員が協働してアイデアを出し合い、市の魅力的な地域や観光資源をモデルにした「ふじえだおちゃの島」、「ふじえだサッカーの島」、「にほんいさんふじえだ島」の3種類を制作しました。ゲームの世界でバーチャル観光を推進し、藤枝市の魅力を世界に発信していきます。
スタジアムへの来場者促進
”静岡ブルーレヴズ”
本学は、ラグビー・リーグワンの静岡ブルーレヴズと産学連携協定を締結しています。専門演習の授業で経営学部とスポーツ科学部の学生が静岡ブルーレヴズのホーム戦を盛り上げるため、静岡産業大学ブースを出展しました。「どうすれば大学生が試合に来てくれるか」「どうすれば若年層にラグビーへの関心を持ってもらえるか」をテーマに掲げ、実際に調査も行いながら、社員の方々と共に一からブースの企画をしました。
地域の飛躍に願いを込めた
大絵馬”大絵馬制作”
毎年本学が参画している岩田神社(藤枝市)の大絵馬制作プロジェクト。学生がAdobe Illustrator、Photoshopを中心としたソフトを用いてデザインを考案し、「コンセプト」や「訴求ポイント」などについて岩田神社の理事をお招きしてプレゼンテーションを行います。選ばれた1作品をベースに藤枝市の飛躍を願い、干支や縁起物を取り入れた大絵馬を制作しています。
スポーツ指導・運営を学ぶ
”いわたスポーツクラブ”
いわた総合スポーツクラブでは、幼児から高校生を対象に、楽しむスポーツからトップアスリートの育成までを目指すスポーツスクールを運営しています。国内有数の設備を活用し、発達段階に応じた指導を本学のクラブコーチが担当し、各競技の技能や指導力に優れた学生がサポートを行います。学生にとっては学びを活かす場となるだけでなく、早い段階でスポーツ職業人としての自覚を促す機会となっています。
新商品開発プロジェクト
”セルロースナノファイバー”
植物由来の素材でSDGsの観点でも注目されている「セルロースナノファイバー(CNF)」。本学では、この素材を活用した新商品開発・ビジネスモデルの創出を産学官連携プロジェクトとして担当しています。宿泊施設などへのリースを想定した行灯の商品開発では、CNFを使った四面のデザインを学生が考案。一つひとつのデザインに対して企業や自治体とディスカッションを行い、より高い付加価値の提供に挑戦しています。
磐田市と協働開発
“ごみ分別アプリ”
磐田市と青木 優ゼミの学生が「ごみ分別アプリ」を共同開発しました。様々なデバイスに対応したWebアプリを採用し、英語を含む3か国語に対応しています。分別検索機能のほか、ごみ出し時の注意点や収集日も配信中です。オリジナルコンテンツ「しっぺい耳より情報」では、食品ロスの話題などを取り上げ、ごみ問題の啓発にも貢献。多くの市民に役立つ情報発信を通じて、行政サービスの一端を担う経験となりました。
選手の身体能力評価
”アザレア・セブン”
江間研究室(スポーツ科学部)では、女子ラグビーチーム「アザレア・セブン」への科学的サポートを行っています。学生たちは最新のスポーツ科学研究で活用されている手法を用いて、定期的に選手の身体能力を測定しています。個々の力やチーム力を把握し、前回値と比較することで、トレーニング効果を分析しフィードバックします。授業で学んだことを実践するだけでなく、社会人アスリートの実践例を知る場にもなっています。
観光PRに貢献
”和菓子バル”
歴史的な街並みが保存されている島田市川越遺跡の更なる周知、活用の促進を目的に島田市が毎年開催している「和菓子バル」に参画。学生たちは、事前調査を活かしたクイズラリーの企画・運営やポスター・動画製作・SNSでの情報発信を行い、地域活性化に貢献しました。イベント実施後には、改善の検討を行うとともに、島田市内だけでなく県外の先進事例などの調査も行い、新たなアイデアを盛り込んだ報告書を作成しました。
起業家の心得を学ぶ
”藤枝ショッピングモール”
経営学部でECサイトを学ぶ学生が中心となり、オンラインモール「藤枝ショッピングストリート」を開設しました。このプロジェクトは、実践教育の一環として学生が企画、制作、運営を手がけています。社長をはじめ、すべての運営スタッフは学生で組織されており、静岡県内外のさまざまな企業が出店しています。大学生が地域のECサイトの企画や運営を担当することは珍しく、大学による地域貢献のモデルケースにもなっています。
人の感性をものづくりに活かす
”感性工学”
熊王ゼミでは、「感性工学」を専門とし、ものづくりにおける人の感性という曖昧な情報を「感性・官能評価」として数値化し、それをもとに感動を生み出すものづくりを目指しています。静岡県内の企業や自治体と協力し、「みかんとシナモンが香る鮪の油漬け」や「焙茶香幸」といった新商品の開発や、地域の文化や特性を考慮しつつ、感性を活かした製品デザインに取り組むことで、地域社会に貢献し、実践的な学びを深めています。
若年層の投票率を向上
”センキョ割”普及活動
市民団体「センキョ割@磐田」からの依頼で始動した「センキョ割」の協賛店拡大活動。「センキョ割」とは投票するともらえる「投票済証」を持参し、協賛店舗でサービスを受ける仕組みのことです。「センキョ割」をきっかけに若年層の投票率を向上させたいとの思いに賛同した佐藤寛子教授(経営学部)のゼミ生が磐田市内の事業主の方に協賛を募り、磐田市議・市長選を前に4事業主市内10店舗の協賛を頂きました。この活動は、藤枝キャンパスの学生(高城佳那准教授ゼミ生)にも広がり、藤枝市の「投票済証」のデザインを行いました。