スポーツ科学部は、スポーツを「する」、「みる」、「ささえる」、「知る」の四つの視点を重視し、専門知識の修得と実学を通して、教育・スポーツ・健康分野でリーダーシップを発揮できる実践力の高い人材の育成を目指します。 人間の運動やスポーツを、教育学、歴史学、医学、心理学などの領域から多面的に捉え、スポーツ科学の先端技術と専門知識を駆使し、次の四つのプログラムを柱とした学びが用意されています。〈保健体育教員養成プログラム〉 中高保健体育教員の免許を取得するだけでなく、採用試験に「現役」で合格し、即戦力として学校現場に通用する教員を養成するプログラムです。免許を取得するために必要な教職課程に加えて、採用試験対策の講座や、実践力を育成するための学校実習(近隣の小・中・高校)、教材開発力や指導力を身に着けるためのゼミ活動などが用意されています。〈スポーツトレーナープログラム〉 スポーツトレーナープログラムは、アスリートのパフォーマンス向上とケガの予防を重要視し、スポーツ医学、栄養学などの幅広い知識と体験を提供します。学生はアスリートの評価、トレーニングプログラムの設計、応急処置などのスキルを習得することができます。カリキュラムは最新の研究と実践に基づいており、学生がアスリートのトップパフォーマンスをサポートするための知識とスキルを獲得できるようになっています。〈健康マネジメントプログラム〉 フィットネス分野の専門資格を取得して、健康づくりをサポートするスポーツクラブや福祉施設への就職、インストラクターとしてのキャリアを考えている学生へ向けたプログラムです。解剖学、運動生理学、スポーツ心理学などの重要な科目を学びつつ、ニーズに合わせた効果的なトレーニングの提供スキルを磨きます。〈スポーツチームマネジメントプログラム〉 スポーツチームの現場で必要とされる経営管理能力とデータ分析スキルを身につけ、科学的根拠に基づいた経営判断ができるチームマネジメントのプロフェッショナルを育成するプログラムです。スポーツ組織の経営実態、財務分析、マーケティング、組織行動、人材管理などの理解を深め、現場で求められる専門的スキルを養成します。これにより、スポーツチームの現場でリーダーシップを発揮し、課題を解決できる専門的な人材として活躍することが期待されます。57【スポーツ科学部】〔スポーツ科学科〕
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