【ルール2】 引用した部分を「」でくくる等区別して記載します。引用部分の著者や作成者を必ず明示します。また言うまでもありませんが、引用がレポート全体に及ぶようなものは、形式的には問題がなくてもレポート自体として問題があります。【注意】 ルール1とルール2は、本学が試験などに代わるレポートや卒業論文を評価する場合の最低限のルールです。詳細については以下の(1)〜(6)を参照してください。出典の記載方法や引用の仕方について、各教員がより詳細なルールを課す場合があります。【レポート・論文の作成方法】(1)使用する用紙(2)表題部分に記入する項目(3)引用の仕方使用した文章や資料は自分の文章と区別して記載すること。著者や作成者がわかるように明示すること。・指定の原稿用紙もしくはパソコンで作成する。※各教員により指定される場合があります。①授業科目名、担当教員名 ②題名、作成日 ③学年、学籍番号、氏名④提出年月日①引用の目的(ア)自分の意見を裏付けるため(イ)他の意見を論評するため※自身の著作物が「主」であり、引用物が「従」であること。※他人の意見を紹介するだけの引用、字数稼ぎのための引用は意味をなさない。※他人の文章を、自分の文章のようにみせかける行為を絶対にしてはならない。②引用のルール(ア)「自分の意見」と「他の資料」の区別をきちんとつける。・「」で区別する。 例.まず、『国富論』の中から該当個所を引用してみよう。「もちろん、かれは、普通、社会公共の利益を増進しようと意図しているわけでもないし、また、自分が社会の利益をどれだけ増進しているのかも知っているわけではない。(略)目的を促進することになる。」 スミスがここで述べていることは、(略)15※上の例では、「もちろん、…になる。」が引用部分である。15日本経済新聞社編『経済学をつくった巨人たち先駆者の理論・時代・思想』日本経済新聞社、2003年、pp.34-35。なお説明の都合上、原典の文章を一部抜粋、修正した。以下、引用部分について同様である。22
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