静岡産業大学/藤枝でも記念事業! 「開学30周年記念シンポジウム in BiViキャン」 開催 !!
本年開学30周年を迎えた静岡産業大学では、2024年11月21日(木)、記念事業として、藤枝市との共催により、また藤枝商工会議所の後援を受けて、市との連携の場である「BiViキャン」 藤枝市産学官連携推進センター・静岡産業大学藤枝駅前キャンパス)において、『 地域の未来を創る〜持続可能な地域活性化戦略』をテーマに、「地域おこし協力隊」にスポットを当てたシンポジウムを開催しました。
基調講演は、本県出身で、静岡県副知事、総務省地域力創造審議官等を歴任し、現在も総務省地域力創造アドバイザーである、本学の大村慎一客員教授が「地域おこし協力隊の役割と可能性〜人材育成と地域振興の新たなアプローチ」をテーマに行い、続くパネルディスカッションテーマ:地域資源の活用と持続可能性)でもファシリテーターを務めました。
パネリストは、実際に活躍されている県外、県内及び藤枝市の地域おこし協力隊員・隊員OBの3名にお願いし、活動内容、苦労話、今後の抱負などを発表してもらい、会場を交えての質疑応答、意見交換が行われました。
会場には、県内の地域おこし協力隊員、自治体関係者のほか、大学、県内企業の関係者など、概ね定員どおりの約100名が集まる中、進行は本学総合研究所の中山勝所長が行い、開会にあたり、堀川知廣本学学長と北村正平藤枝市長が挨拶しました。
基調講演は、本県出身で、静岡県副知事、総務省地域力創造審議官等を歴任し、現在も総務省地域力創造アドバイザーである、本学の大村慎一客員教授が「地域おこし協力隊の役割と可能性〜人材育成と地域振興の新たなアプローチ」をテーマに行い、続くパネルディスカッションテーマ:地域資源の活用と持続可能性)でもファシリテーターを務めました。
パネリストは、実際に活躍されている県外、県内及び藤枝市の地域おこし協力隊員・隊員OBの3名にお願いし、活動内容、苦労話、今後の抱負などを発表してもらい、会場を交えての質疑応答、意見交換が行われました。
会場には、県内の地域おこし協力隊員、自治体関係者のほか、大学、県内企業の関係者など、概ね定員どおりの約100名が集まる中、進行は本学総合研究所の中山勝所長が行い、開会にあたり、堀川知廣本学学長と北村正平藤枝市長が挨拶しました。
静岡産業大学 堀川知廣学長
ここ静岡県では、深刻に受け止めなければならない人口流出が続いており、特に若い世代は東京、大阪などの都市圏に出ていって、戻ってこないのが現状。私達が住む、あるいは暮らしていくためには、何か魅力があることが大切だろうと考える。
その点、本日のシンポジウムでは登壇者から新しい知見や何かヒントが得られるのではないかと期待している。
藤枝市と本学とが連携協定を締結してちょうど10年になる。
本学はその名前のとおり、静岡に、産業に役立つ人材を育成することを目指しており、地域に根ざした大学になるよう本日のシンポジウムのテーマを選定している。
短い時間ではあるが、それぞれの地域の活性化、あるいは人材の育成にお役立ていただければありがたい。
その点、本日のシンポジウムでは登壇者から新しい知見や何かヒントが得られるのではないかと期待している。
藤枝市と本学とが連携協定を締結してちょうど10年になる。
本学はその名前のとおり、静岡に、産業に役立つ人材を育成することを目指しており、地域に根ざした大学になるよう本日のシンポジウムのテーマを選定している。
短い時間ではあるが、それぞれの地域の活性化、あるいは人材の育成にお役立ていただければありがたい。
藤枝市 北村正平市長
本市と静岡産業大学との歩み、これはまさに今叫ばれている地方創生、地域づくり、人づくりそのものであり、本日の会場であるこのビビキャンは静岡産業大学の藤枝駅前キャンパスと本市の産学官連携推進センターが一つになった、全国のモデルとなる地域づくり・人づくりの拠点である。
ここから私たちは藤枝ICTコンソーシアムを立ち上げ、また一昨年には藤枝市民大学を設立している。
現在は社会全体が大きな変換期にあり地域における大学の存在は大変重要である。まちづくりはまさに人づくり、大学もこれからは地域づくりの拠点として役割を担うものと私は考えている。静岡産業大学と本市は、こうした時代の到来を見据えて、早くからスタートを切り、大きな基盤を築き上げてきた。
今この基盤を踏み台として、未来へ大きく飛躍するときである。今日のシンポジウムはまさに第2のスタートとして期待できるもので、大変楽しみにしている。
ここから私たちは藤枝ICTコンソーシアムを立ち上げ、また一昨年には藤枝市民大学を設立している。
現在は社会全体が大きな変換期にあり地域における大学の存在は大変重要である。まちづくりはまさに人づくり、大学もこれからは地域づくりの拠点として役割を担うものと私は考えている。静岡産業大学と本市は、こうした時代の到来を見据えて、早くからスタートを切り、大きな基盤を築き上げてきた。
今この基盤を踏み台として、未来へ大きく飛躍するときである。今日のシンポジウムはまさに第2のスタートとして期待できるもので、大変楽しみにしている。
基調講演 静岡産業大学 大村慎一客員教授
・地域振興のアプローチ
外発的な地域振興
大規模企業誘致 例:熊本県TSMCの立地)
内発的な地域振興(地域力の創造)
そもそも「地域力」とは何か
―地域にはそれぞれの資源があり、地域の活性化には何が重要か―
「人材力」究極的には「人」
新たな「風土」の形成こそが地域の創造ではないか
外の人材と地域の人材とが合わさっての風土形成
外発的な地域振興
大規模企業誘致 例:熊本県TSMCの立地)
内発的な地域振興(地域力の創造)
そもそも「地域力」とは何か
―地域にはそれぞれの資源があり、地域の活性化には何が重要か―
「人材力」究極的には「人」
新たな「風土」の形成こそが地域の創造ではないか
外の人材と地域の人材とが合わさっての風土形成
・地域おこし協力隊とは
都市部から条件不利地域に移住
→ 様々な地域協力活動
→ 地域への定住・定着
(各自治体が実施主体)
三方良しの関係性
(地域おこし協力隊・地域・地方公共団体)
隊員の活動内容は多種多様
「おためし地域おこし協力隊」と
「地域おこし協力隊インターン」
任期終了後の隊員の動向
全国的な事例紹介
都市部から条件不利地域に移住
→ 様々な地域協力活動
→ 地域への定住・定着
(各自治体が実施主体)
三方良しの関係性
(地域おこし協力隊・地域・地方公共団体)
隊員の活動内容は多種多様
「おためし地域おこし協力隊」と
「地域おこし協力隊インターン」
任期終了後の隊員の動向
全国的な事例紹介
パネルディスカッション
左側より、田中藤枝市企画創生部長、大村客員教授、
田中さん、荒武さん、杉山さん
◎ファシリテーター
大村 客員教授
◎パネリスト(地域おこし協力隊関係の皆さん)
① 田中 美代子 さん (京都府和束町協力隊)
[お茶のまちづくり・移住定住]
② 荒武 優希 さん (東伊豆町協力隊OB)
[空き家対策・観光・若者交流]
③ 杉山 祐香 さん (藤枝市協力隊)
[サッカーのまちづくり]
◎コメンテーター
田中 章元 藤枝市企画創生部長
大村 客員教授
◎パネリスト(地域おこし協力隊関係の皆さん)
① 田中 美代子 さん (京都府和束町協力隊)
[お茶のまちづくり・移住定住]
② 荒武 優希 さん (東伊豆町協力隊OB)
[空き家対策・観光・若者交流]
③ 杉山 祐香 さん (藤枝市協力隊)
[サッカーのまちづくり]
◎コメンテーター
田中 章元 藤枝市企画創生部長
田中 美代子 さん (京都府和束町協力隊)
京都府城陽市の出身。東京で12年間の生活、お茶の時間を最も大切にしている中で出会ったのが「和束」のお茶だった。 一生飲み続けたいと思った。和束町は宇治茶の本場である京都府内でトップのお茶生産地。
郷土に帰る、移住する、仕事どうする、そんな折「和束町」のHPで偶然目にしたのが「地域おこし協力隊」。まさか受かるとは思ってもいなかった。隊員になる前から、この町の人たちのためになりたいとずっと思っていて、今もその活動方針に変わりはない。
和束は小さな町、 人口の半分ほどが65歳以上。実際住んでみて一番びっくりしたのは茶畑が続いている「景観」だった。和束町の茶畑風景は宇治茶の郷として後世に伝えていく価値あるものとして、京都府景観資産第1号に登録され、また京都府の文化的景観にも選定されている。 茶畑が観光を呼び込む一つのツールになっていた。やっぱり和束町のお茶が一番好きやと思ってきたのだけれど、ここの魅力的な茶農家さんたちのお茶だから美味しいんだ、人柄がすごくお茶に出ている。
郷土に帰る、移住する、仕事どうする、そんな折「和束町」のHPで偶然目にしたのが「地域おこし協力隊」。まさか受かるとは思ってもいなかった。隊員になる前から、この町の人たちのためになりたいとずっと思っていて、今もその活動方針に変わりはない。
和束は小さな町、 人口の半分ほどが65歳以上。実際住んでみて一番びっくりしたのは茶畑が続いている「景観」だった。和束町の茶畑風景は宇治茶の郷として後世に伝えていく価値あるものとして、京都府景観資産第1号に登録され、また京都府の文化的景観にも選定されている。 茶畑が観光を呼び込む一つのツールになっていた。やっぱり和束町のお茶が一番好きやと思ってきたのだけれど、ここの魅力的な茶農家さんたちのお茶だから美味しいんだ、人柄がすごくお茶に出ている。
私が一番得意としていたのは「好き」を伝えること。
自分の「好き」を伝える力が和束町の町おこしに生かせるならこんなに嬉しいことはない。
協力隊の初年度はお茶のPRで頑張った。お茶がもっと美味しくなるWEBサイト「茶源郷見聞録」を開設した。茶農家が自ら育てたお茶を自らの手で振る舞う日本茶テイスティングイベント『茶源郷和束 ティー パーティー』でも茶工場ツアーのガイドを担当した。
隊員になってすごく楽しいのは美味しい和束茶を毎日飲めること。
でも、目の前にある地域課題に対して何にしても「人手不足」。「無理やわ」と大事なコンテンツが失われていくのがすごく悲しい。何もかも自分がしなければならないような、追い詰められた気持ちになってしまう。
この町に、和束茶に興味があって暮らしたいという人がいたら、そういう人たちが増えたなら一番嬉しいけど、茶農家の後継者も不足している。何か取っ掛かりがあって子どもたちと一緒に何かやりたいというふうに魅力ある仕事づくりとか何か作れたらいいな、と今すごく思っている。どんなところでも先人たちが作り上げてきた土地に対して敬意を持って接してほしいなって思う。私自身がこの地域に何かためになる地域資源の一部と思って、口だけじゃなく、行動を起こすことの大事さを後輩の人たちにも頑張って伝えていきたい。私より前に移住してきた人たちがいるからこそ今がある。やっぱり繋がりだと思う。
自分の「好き」を伝える力が和束町の町おこしに生かせるならこんなに嬉しいことはない。
協力隊の初年度はお茶のPRで頑張った。お茶がもっと美味しくなるWEBサイト「茶源郷見聞録」を開設した。茶農家が自ら育てたお茶を自らの手で振る舞う日本茶テイスティングイベント『茶源郷和束 ティー パーティー』でも茶工場ツアーのガイドを担当した。
隊員になってすごく楽しいのは美味しい和束茶を毎日飲めること。
でも、目の前にある地域課題に対して何にしても「人手不足」。「無理やわ」と大事なコンテンツが失われていくのがすごく悲しい。何もかも自分がしなければならないような、追い詰められた気持ちになってしまう。
この町に、和束茶に興味があって暮らしたいという人がいたら、そういう人たちが増えたなら一番嬉しいけど、茶農家の後継者も不足している。何か取っ掛かりがあって子どもたちと一緒に何かやりたいというふうに魅力ある仕事づくりとか何か作れたらいいな、と今すごく思っている。どんなところでも先人たちが作り上げてきた土地に対して敬意を持って接してほしいなって思う。私自身がこの地域に何かためになる地域資源の一部と思って、口だけじゃなく、行動を起こすことの大事さを後輩の人たちにも頑張って伝えていきたい。私より前に移住してきた人たちがいるからこそ今がある。やっぱり繋がりだと思う。
荒武 優希 さん (東伊豆町協力隊OB)
協力隊を経て、合同会社soanで代表を務める。横浜市から2016年に静岡県に定住。2019年3月末に協力隊の任期が終わってもう5年、恐ろしい時間の流れを体感中。
活動の展開場所は東伊豆町稲取。東伊豆町は人口減少の波になかなか抗えず20年後に人口が半減するという推計が出ていて、その中でいかに地域の魅力を保持していけるかが直面している地域の課題。
私と東伊豆町との関わりは、大学院生時代に空き家改修プロジェクトという学生団体を立ち上げ、最初に空き家改修をさせてもらったのが東伊豆町所有の施設であった。
一つチャレンジしたら何か他の人達は見つけることができない未来が掴み取れるんじゃないか、とチャンスだと思って、改修施設の運営や空き家の利活用をする地域おこし協力隊ミッションに着任した。協力隊の1年目はシェアキッチン、とにかくいろいろに人に使って、親しんでもらおうという取り組み。
活動の展開場所は東伊豆町稲取。東伊豆町は人口減少の波になかなか抗えず20年後に人口が半減するという推計が出ていて、その中でいかに地域の魅力を保持していけるかが直面している地域の課題。
私と東伊豆町との関わりは、大学院生時代に空き家改修プロジェクトという学生団体を立ち上げ、最初に空き家改修をさせてもらったのが東伊豆町所有の施設であった。
一つチャレンジしたら何か他の人達は見つけることができない未来が掴み取れるんじゃないか、とチャンスだと思って、改修施設の運営や空き家の利活用をする地域おこし協力隊ミッションに着任した。協力隊の1年目はシェアキッチン、とにかくいろいろに人に使って、親しんでもらおうという取り組み。
地元の人の繋がりの中で、少しずつここを使ってみたいと思ってくれる方、関係を持ってくれる方を増やしていった。
観光業に従事する若い人たちが町外から結構就職してくるのだが、3年以内に半分以上が離職してしまうというようなサービス業をどうにかできないか、という課題について旅館組合さんと一緒に取り組んだのが協力隊の2年目。
就職した1年目の新入社員さんたちを一つの施設に集めて、地域のことを学んでもらったり、同年代交流を深めてもらう取組を進めた。
協力隊の3年目は、1年掛けて商工会の青年部と連携し、メインストリートを歩行者天国にして、そのうちのシャッターが閉まっている空き店舗を借りて、最大限賑やかになった景色をみんなで作ってみようという取り組みを行った。こういった地域の繋がりの中で、地元の人たちから「この町に大切な存在だ」と言ってもらったことがとても印象に残っている。そのように言ってくれる場所って世の中にここしかない、やっぱりこれがご縁だなと思って、この町でまちづくりに貢献しながら生きていこうと決めた。
現在は、町全体を一つの宿に見立てた素泊まりの宿のサービスをつくり、お 客さんたちに楽しんでもらいながら、ファンを増やしていくという取り組みを行っている。私が好きになって、お世話になった町を多くの人に知ってもらいたい、伝えていきたいという思いで活動している。
「持続」させることってすごく難しい。そもそも自分がこの土地で持続していくこと、持続した存在であることってすごく大変。諦めないことがとても大事だなと最近思っていて、「継続は力なり」ということを実感することが多い。
観光業に従事する若い人たちが町外から結構就職してくるのだが、3年以内に半分以上が離職してしまうというようなサービス業をどうにかできないか、という課題について旅館組合さんと一緒に取り組んだのが協力隊の2年目。
就職した1年目の新入社員さんたちを一つの施設に集めて、地域のことを学んでもらったり、同年代交流を深めてもらう取組を進めた。
協力隊の3年目は、1年掛けて商工会の青年部と連携し、メインストリートを歩行者天国にして、そのうちのシャッターが閉まっている空き店舗を借りて、最大限賑やかになった景色をみんなで作ってみようという取り組みを行った。こういった地域の繋がりの中で、地元の人たちから「この町に大切な存在だ」と言ってもらったことがとても印象に残っている。そのように言ってくれる場所って世の中にここしかない、やっぱりこれがご縁だなと思って、この町でまちづくりに貢献しながら生きていこうと決めた。
現在は、町全体を一つの宿に見立てた素泊まりの宿のサービスをつくり、お 客さんたちに楽しんでもらいながら、ファンを増やしていくという取り組みを行っている。私が好きになって、お世話になった町を多くの人に知ってもらいたい、伝えていきたいという思いで活動している。
「持続」させることってすごく難しい。そもそも自分がこの土地で持続していくこと、持続した存在であることってすごく大変。諦めないことがとても大事だなと最近思っていて、「継続は力なり」ということを実感することが多い。
杉山 祐香 さん (藤枝市協力隊)
静岡市生まれ。
藤枝順心高校サッカー部出身、なでしこリーグ1部・2部を経験。
2010年ドイツ女子ブンデスリーガ 2 部で2年間プレー。
2018年、10年ぶりに藤枝に戻り、4年間現役選手としてプレー。
現役引退後に藤枝市地域おこし協力隊として活動を開始。
「サッカーを核としたまちづくり」の推進を図る活動に従事。
主には藤枝MYFCと連携した地域活性化の活動であり、 女の子だけのサッカー教室の開催、希望するこども園等でサッカーを教える巡回広場の活動なども行っている。
生涯スポーツとして女性もサッカーを続けられる環境整備が課題。
ただただ楽しくサッカーを続けられる環境をつくりたい。
藤枝順心高校サッカー部出身、なでしこリーグ1部・2部を経験。
2010年ドイツ女子ブンデスリーガ 2 部で2年間プレー。
2018年、10年ぶりに藤枝に戻り、4年間現役選手としてプレー。
現役引退後に藤枝市地域おこし協力隊として活動を開始。
「サッカーを核としたまちづくり」の推進を図る活動に従事。
主には藤枝MYFCと連携した地域活性化の活動であり、 女の子だけのサッカー教室の開催、希望するこども園等でサッカーを教える巡回広場の活動なども行っている。
生涯スポーツとして女性もサッカーを続けられる環境整備が課題。
ただただ楽しくサッカーを続けられる環境をつくりたい。
藤枝市への恩返し、フットボールへの恩返しとして、「罪悪感なく食べられるご褒美デザート」をコンセプトに、藤枝市内のジェラート屋さんと一緒に「藤枝ジェラート」をつくった。商店街を歩行者天国にしてサッカーに特化したイベントも開催した。商店街振興組合の皆さん、藤枝MYFCや駅前の飲食店の方たちにも協力を得てイベントが成り立った。イベントをどうやって盛り上げていくかを考えながら、進め方とか周りの協力してくれる方々への伝え方というところをいろいろ注意して活動した。地域おこし協力隊の1年目からいろいろな方々と関わってきたことで、3年目にイベントをちゃんと実現できたと思っている。
地域おこし協力隊員になるまでは本当にサッカー中心に仕事を選んできたような人生だったので、サッカーに関係していない人たちとのお付き合いだったり交流だったりというのが極端に少ない人生だったと隊員になって改めて痛感。藤枝ジェラート開発のときも、初めてデザインの方やショップの方など今まで関わったことがないジャンルの人たちとの関わりが出てきたときに、いろいろな気づきをもらいながら、自分の無知な部分をすごく感じた。それを経て商品開発やイベント開催につながったので 、 苦労の先には本当に喜びとか達成感があったなと思っているし、自分の経験を生かして仕事をすること ができるという喜びをすごく感じている。サッカーを核とした 「活気あるまち藤枝」というものを今後も広げていければいいなと思い、現在も活動中。どういった形で関わっていくかは現在模索中。
地域おこし協力隊員になるまでは本当にサッカー中心に仕事を選んできたような人生だったので、サッカーに関係していない人たちとのお付き合いだったり交流だったりというのが極端に少ない人生だったと隊員になって改めて痛感。藤枝ジェラート開発のときも、初めてデザインの方やショップの方など今まで関わったことがないジャンルの人たちとの関わりが出てきたときに、いろいろな気づきをもらいながら、自分の無知な部分をすごく感じた。それを経て商品開発やイベント開催につながったので 、 苦労の先には本当に喜びとか達成感があったなと思っているし、自分の経験を生かして仕事をすること ができるという喜びをすごく感じている。サッカーを核とした 「活気あるまち藤枝」というものを今後も広げていければいいなと思い、現在も活動中。どういった形で関わっていくかは現在模索中。
講評
【田中コメンテーター】
藤枝市が初めて地域おこし協力隊とご縁を持ったのは2015年。今年で10年目になる取り組み。
パネリストの皆さんのお 話を聞いて浮かんだキーワードが三つ。「思い」・「宝」・「伝播」。
協力隊へのアドバイスとして二つ。 「SNSを含めメディアを上手に使うこと」と「横の繋がりネットワークを強化すること」。
【大村ファシリテーター】
パネリストの皆さんに共通するのは、各地域の良いところをとても新鮮な自身の目線で確認して、それを発信していること。そして、地域の方を巻き込んで活動を広げていること。それが活動の成功の要因。決して一人ではない。ネットワークを生かして広がりを拡大させて、その中で助け合って、「継続」してできるよう頑張りましょう。
藤枝市が初めて地域おこし協力隊とご縁を持ったのは2015年。今年で10年目になる取り組み。
パネリストの皆さんのお 話を聞いて浮かんだキーワードが三つ。「思い」・「宝」・「伝播」。
協力隊へのアドバイスとして二つ。 「SNSを含めメディアを上手に使うこと」と「横の繋がりネットワークを強化すること」。
【大村ファシリテーター】
パネリストの皆さんに共通するのは、各地域の良いところをとても新鮮な自身の目線で確認して、それを発信していること。そして、地域の方を巻き込んで活動を広げていること。それが活動の成功の要因。決して一人ではない。ネットワークを生かして広がりを拡大させて、その中で助け合って、「継続」してできるよう頑張りましょう。
シンポ終了!!皆さん笑顔で「ハイッ チ~キ」
左から堀川学長、荒武さん、大村客員教授、田中さん、杉山さん、田中企画創生部長